【ロシア料理】ズッキーニでふわっふわ!!ロシアのパンケーキ「アラディ」

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ロシア料理といえば、ボルシチやピロシキ、ビーフストロガノフをイメージする方も多いかもしれませんが、実はそれだけじゃありません。

ロシア版クレープ、ブリヌイをご存じの方は多いかもしれませんが、本日はズッキーニ入りのパンケーキをご紹介します。

夏のダーチャシーズンになると大量に収穫できるズッキーニ。どの家庭でもよく作られ、おやつとして親しまれています。

では、作り方を見ていきましょう!

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【ロシア料理】ズッキーニでふわっふわ!!ロシアのパンケーキ「アラディ」

アラディって?

アラディはロシア語で”Оладьи”と書きます。

牛乳(ケフィール)、砂糖、たまごと小麦粉で生地を作り、油を敷いたフライパンで焼いた小さなパンケーキのことです。

ブリヌイと似ていますが、厚さと大きさが違います。

betexion / Pixabay

ロシア、ベラルーシ、ウクライナでよく作られている家庭料理で、写真のように何も入っていないタイプのものから、じゃがいもやズッキーニ、玉ねぎを加えて作るものもあります。スメタナ(ロシアのサワークリーム)やマヨネーズをつけて食べるとふわっふわですごくおいしいです。

なお、じゃがいもで作ったアラディは、ドラニキ(драники)と呼ばれることもあります。

材料

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・ズッキーニ 2本

・たまご 2個

・ディル 1パック

・にんにく 2かけ

・塩、こしょう

写真のズッキーニは育ちすぎてしまっているので1本ですが、若いズッキーニを2本用意してください。なお、ズッキーニ1本に対して、たまご1個、にんにく1かけが目安です。塩、こしょうは好みに合わせて調整してください。

作り方

1. ズッキーニは皮をむき、4面スライサーの広千切りで千切りにします。

2. 塩小さじ0.5~1杯を加え、手でよく混ぜます。

10~15分ほど置いておくとズッキーニから水分が出てくるので、水分のみ捨てます。

10~15分ほどおいておくと、下の写真のように水分が出てきます。

ズッキーニをしっかり絞って、水分を捨てます。

3. ディルをみじん切りにし、別のボウルに入れます。

4. 3にたまご、にんにく、こしょう小さじ0.5杯を入れてよく混ぜます。

今回私が使ったズッキーニはけっこう大きかったので、たまご3個、にんにく4個入れました。

5. 2に4を入れ、小麦粉大さじ6杯加えよく混ぜます。

 

小麦粉はズッキーニ1本に対し大さじ3杯ぐらいが目安ですが、ズッキーニの水分量によってもかわってくるので、足りなかったら少しずつ足してみてください。

6. フライパンに油を敷き温めます。油は多めです。焼くというか、揚げるようなイメージでしょうか。

 

7. フライパンが温まったら生地を入れていきます。両面焼いたら完成です!

スメタナ(サワークリーム)や、マヨネーズ、ケチャップをつけて食べるとおいしいです♪

まとめ

いかがでしたか。本日は『ズッキーニのアラディ―』の作り方をご紹介しました。

ディル、にんにく、塩こしょうのみで味付けをしているので、味が薄いと感じる方もいるかもしれません。

その場合は、味を調整してください。

今回ディルを入れてますが、パセリやネギを加えてもおいしいです♪パルメザンチーズを入れて焼くのもおすすめです♪ズッキーニを使っているので、ふわっふわのパンケーキができます。

そういえば、お好み焼きを作る際に山芋の代わりにズッキーニを入れるとふわっふわになりますよね♪
我が家でお好み焼きを作るときは、ズッキーニを入れて焼いてます♪

ちなみに…、お好み焼き作らなくてもアラディにソース付けて食べればお好み焼き風の味が楽しめます!

鰹節とソースでお好み焼き風のアラディの完成!!

ソースはロシア国内でも手に入るようになったので、日本食が恋しくなったら食べてます(笑)
ロシア料理に興味がある方は是非こちらの本を読んでみてください♪
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