今年も居住確認通知の届け出の時期になったので、今年も重い腰を上げて3月2日に移民局へ行ってきました。去年はルール変更があってドタバタしましたが、今年は去年と同じだったので、特に問題なく書類を提出できました。
では、今年もロシア在住の日本人の方のために情報を残しておこうと思います(と言いつつ、州によって対応が異なるので、参考程度にしてくださいね)。
【2024年3月】毎年恒例の居住確認通知@ロシア
これまでの居住確認通知に関するブログはこちら↓
2023年、毎年恒例の居住確認の通知をしに移民局へ…まさかの書類不備で出直しに
2022年、今年も行ってきました!ロシア在住日本人居住確認通知へ
【2021年2月現在】ロシア在住者必見!!年1回恒例手続き居住確認通知(Уведомление о подтверждении проживания иностранного гражданина)
提出書類
- 申請書 1通(オンラインでダウンロード可)
- パスポートの原本
- ВНЖの原本
- 収入を証明する書類
去年リャザンでは居住確認通知のルールに変更があり、以前は上記書類のほかにパスポート(顔写真&ВНЖを発行してもらった際に押してもらったスタンプのページ)、ВНЖ(顔写真&住所登録のページ)、そして昨年提出した申請書の半券(控え)のコピーがそれぞれ1通ずつ必要だったんですが、どうやら必要なくなったようです。
去年から急に必要なくなったので、今年は念のためコピーを持参しましたが、結局必要なかった(笑)紙代返せー(苦笑)あ、ちなみにパスポートの翻訳も必要ありませんでした。
収入を証明する書類
州ごとに定められている1ヶ月の最低生活賃金(минимальный прожиточный минимум)の×12カ月分の収入をが必要なんですが、正規で働いている方は、勤務先の人事課で2-НДФЛをもらって、収入が必要額あれば大丈夫です。州によって対応は異なるので、もしかしたら残高証明のみで書類を受理してくれるところもあるかもしれません。
なお…私が住んでいるリャザンは以前は銀行の残高証明書のみでOKだったんですが、去年からNGに。
事前告知は一切なし。窓口行ったときに初めて聞かされ、豆鉄砲食らったような顔してたと思います。
去年リャザン州の一人当たりの1ヶ月の最低生活賃金は14 375ルーブルだったので、12カ月分だと172 500ルーブルになるんですが、私は幸い双子が1歳半までもらえる育休手当てが2人分(双子分)あったので、何とか難を逃れられました(3-НДФЛの出番なし)。
Социальный фонд Россииの公式サイトから個人アカウントにログインし、電子版の証明書を請求することができます。私が去年受け取った育休手当ては約200 000ルーブルだったので、ギリギリセーフ。
ちなみに…育休手当ては、過去2年間の給料の平均の40%分が1カ月に1度支給されます(ざっくりとした説明ですが・苦笑)。私の場合は、第一子の産休に入る前過去2年間の給料をもとに計算してもらってます。これ、申請するときに何も言わないと、申請した日から過去2年間で計算されるので、育休中の場合は無収入扱いになり、自動的に州で決められている育休手当の最低額になります。リャザンは確か7000とか8000ルーブルだったかな?私は働いていたときのほうが少し多くもらえるので、申請時に必ず計算する時期を指定してます。
なお、私が1人当たり受け取っていた育休手当は1人10500ルーブルほど。双子だとその×2になります。
来年は3-НДФЛが必要になりそう
2024年1月からリャザンでは、1ヶ月の最低生活賃金(минимальный прожиточный минимум)が16 844ルーブルまで引き上げられため、4月に第4子を出産して、産休手当、出産一時手当、そして育休手当をもらったとしても収入が足りない見込み。夫が扶養者となって私の代わりに収入を証明…という方法もありますが、その場合は家族全員を扶養できるかどうかを証明しなければいけないため、16 844ルーブル×6人×12カ月分の収入証明が必要になります。もう計算しなくても足りないってすぐにわかる悲しい現実(苦笑)
ということで、来年は足りない分を3-НДФЛで補う予定。
私は現在副業としてプライベートレッスンをしていて、そこから得ている収入はЛичный кабинет налогоплательщикаで毎年確定申告をしています。申告も税金の支払いもすべてオンラインで完結するので、思っていたより簡単なんですが、一つだけ問題が。
確定申告済みの3-НДФЛはЛичный кабинет налогоплательщикаの個人アカウントからプリントアウトできるんですが、税務署のスタンプがないため、リャザンの移民局では無効とのこと。
税務署で働いていた知り合い曰く、オンラインで申請した3-НДФЛは税務署のスタンプがなくても有効だと言ってたんですが、まぁ…ロシアあるあるですね。
ということで、来年は税務署へ足を運んで、3-НДФЛにスタンプを押してもらうという面倒な作業が追加されそうです。
今年も整理券なしで対応してもらった
私がお世話になっている移民局は、第1・第3土曜日は9時から13時まで窓口が1つだけ開いています。本来なら、移民局に設置してあるターミナルで整理券を発行してから再度足を運ばなければならないんですが、土曜日はほとんど人がいないので、整理券なしでも対応してもらえます。しかも、人が少ないので、10分ほどで終わります。
郵便局から書類を郵送することもできるんですけどね。万が一不備があった場合面倒なので、私は直接提出することにしてます。
実際、去年はそのおかげですぐにルール変更があったことを教えてもらい、すぐに対応ができました。
今年は1回目で書類受理
去年はルール変更があり、収入を証明する書類を用意して2回目のトライで書類提出が完了しましたが、今年は1回目で無事終了。ホッと一安心です。2023年分の確定申告も終わっているので、出産までにやらなきゃいけないことはすべて終わりました。これで4月下旬の出産に集中できそうです。
移民局の対応も年々よくなって来ていて、今年はようやく1人で行くことができました(笑)10年前とかは人間以下の扱いを受けてたので、それがトラウマになってしまいなかなか1人で行けなかったんです(メンタル超弱い)。
来年はどうなるかなぁ…。すでに今から心配してますが、とりあえず3-НДФЛを提出すること前提に書類の準備をしようと思っています。
最後に
去年ルール変更があって、収入を証明する書類が必要になったリャザン。今年は去年と同じやり方のままだったので、すんなり書類提出が終わりました。毎年この時期になると「あー、また今年も居住確認通知の時期だー」なんて憂鬱になりますが、余計なストレスもかからずよかったです。まぁ…3-НДФЛに関してはいろいろ疑問が残っているんですが、ボチボチネットで情報収集したり、税務署やМФЦに問い合わせしてみようと思ってます。
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