【ロシアで4人目妊娠&出産記⑭】7回目の妊婦健診(妊娠33週)

この記事は約8分で読めます。

先週まで日中5℃ぐらいの日が続いていたリャザンですが、今週に入り一気に20℃まで気温が上昇。週末から慌ただしく家庭菜園が始まった我が家です。

さて、先週3月28日に通算7回目の妊婦健診に行ってきました。妊娠後期に入ったので、健診が1カ月に1回から2週間おきになりました。予定帝王切開は37~38週にかけて行われるので、あと1カ月ほどで出産となります。

長男、双子は37週ちょうどで出産しました。今回3回目の帝王切開です…。3回目ですが、今から恐怖でビクビクしてます…。

お腹もさらに大きく重くなり、腰への負担倍増…。気持ちとしては早く生まれてきてほしいんですが…怖いんです…帝王切開が。夫に弱音を吐いても「俺が生むわけじゃないし、ましてや生んだこともないからなぁ…」とか言われ(そういう返事求めてないから!!!)、思わず「お前が母乳あげろやー!!」と叫んでしまいました(苦笑)

ということで、今回は7回目の妊婦健診のときのお話です。

スポンサーリンク

【ロシアで4人目妊娠&出産記⑫】6回目の妊婦健診(妊娠31週)

6回目の妊婦健診

今回も予約は19時。健診前にノンストレステストをするとのことで、30分前に来るようにと言われていたので、夫には17時半までに帰宅するようにお願いし、ドタバタと夕飯の支度を終えてから車で出発。

雪はほとんど溶けていたので、45分ほどで産院まで行けました。

ノンストレステスト

まずは指示されたノンストレステストから。診察台に吸水シートを敷いて、そこに横になります。私は腰痛がひどいので、横向きに寝ました。看護師さんによっては仰向けを強制してくるんですが、この日は担当医の助手さんがやってくれたので問題なく横向きに寝られました(笑)

横になってNST中

この日はたっぷり30分。双子のときは2時間弱がかかったこともあったので、30分なんてへっちゃらです(苦笑)終わったらそのまま診察室へ。

夕方はほとんどだれもいない…

妊婦健診

血液と尿検査異常なしで、健診も特に問題はありませんでした。体重は前回の+1.0㎏(妊娠前の+6.9㎏)、子宮底長は30㎝(前回の+3㎝)、腹囲は89㎝(前回の+4㎝)でした。双子妊娠時は33週で子宮底長が36㎝、腹囲が95㎝もあったので、まだまだ余裕のはず…なんですが、腰が痛すぎる(涙)これが最後の妊娠・出産なので、出産が終わったら自分の体を優先してメンテナンスしないと…。

さて、そろそろ出産する産院を決める時期なんですが、結局前回双子の出産でお世話になった周産期母子医療センターにしました。執刀医を指名するかどうかは今考え中。もし指名するなら、前回執刀してくれた知り合いの知り合いの先生にお願いしようと思ってます。今回周産期母子医療センターで出産することにした一番の大きな理由は…夫の会社から近いのと、院内にキヨスクがある…ということ(笑)ロシアの場合、有料個室以外は入院中は一切の面会が禁止されています。必要なものは家族か親戚に受付まで届けてもらうんですが、荷物を届けてもらうためだけに夫に何度も来院してもらうのも申し訳ないので、キヨスクあれば何とかなるかなぁ…と。帝王切開後に入院病棟4階か5階からキヨスクがある1階まで往復するのツライですけどね。しょうがない。

ということで、その旨を主治医に伝えたところ、周産期母子医療センターへ4月8日に健診行くことになりました。多分、これでいつ出産するか決まるかな?そろそろ決めてもらわないと、夫が有給申請できない(苦笑)なお、次回の定期妊婦健診は4月11日です。次回は尿検査のみ。

産休手続きも完了

前回の妊婦健診で産休手続きのために必要なэлектронный листок нетрудоспособностиの発行手続きをしてもらったんですが、後日ФССの個人アカウントに届いたので、それを自宅で印刷して職場の人事課へ持って行きました。人事課では、産休に入る旨の申請書を書かされます。私のところは未だに手書き…(地味にめんどくさい)。

ちなみに、単胎妊娠で通常分娩の場合の産休(отпуск по беременности и родам)期間は出産前70日、出産後70日間です。私は帝王切開なので、出産後の産休取得日数が70日から86日になり、合計で156日取得することになります。この期間はпособие по беременности и родамと呼ばれる産休手当てが支給されるんですが、働いている場合、【産休に入る年以前の2年間の給料の日割り×産休取得日数】分がもらえます。

なお、職場復帰することなく、そのまま第二子、第三子…と妊娠・出産する場合、この2年間の期間を選ぶことができます。

私の場合で説明します。

私は2019年の10月に産休を取得し、長男出産、その後職場に復帰することなく双子を2022年5月に出産してます。そして、今回の妊娠・出産も職場に復帰していません。つまり、2019年から立て続けに産休→育休を取得していることになります。

私は今回2024年3月15日から8月1日までの140日間が産休なんですが、産休手当を計算する場合、過去2年は2022年、2023年となります。この時期は産休・育休中だったので、収入がありませんでした。収入がない場合、州で定められている МРОТ(1カ月の最低賃金 минимальный размер оплаты труда) をもとに計算されます。リャザン州の現在のМРОТは19242ルーブル(2024年1月~)です。

つまり、

(19242ルーブル×24カ月÷730日)×140日間≒88565ルーブル

という計算になり、私が140日間の産休中にもらえる手当は88565ルーブルとなります。

ですが、私の場合、第一子産休に入る前の2018年、2019年のほうが収入が高かったため、そちらを選んだほうが産休手当が高くなります。

2018年の年間所得:307858ルーブル

2019年の年間:259888ルーブル

出勤日数:650日

(307858ルーブル+259888ルーブル)÷650日(2018・2019年の出勤日数)×140≒122283ルーブル

つまり、私が140日間の産休中にもらえる手当は122283ルーブルとなります。その差…33718ルーブル。結構かわってきますよね。ちなみに、年間所得や出勤日数などは会計課で「産休手当の計算がしたい」と聞けば教えてもらえます。

もし私のように職場復帰することなく、連続で産休→育休→産休…と取得される場合、必ずどの年を選ぶかよく計算してください。

ちなみに、計算する年を指定したい場合は必ず職場の会計課でその旨を伝え、申請書を提出してください。

なお、帝王切開の場合は産休は156日間なんですが、出産後に新たにэлектронный листок нетрудоспособностиが発行され、残りの16日が追加されるので、産休手当は2回に分けて振り込まれます。問題がなければ、手続きを行ってから10日間ほどで指定した口座に振り込まれます。

産休期間が終わった後もそのまま子どもが3歳になるまで育休(декретный отпуск по уходу за ребенком)を取得する場合は、再度職場の人事課へ行って、その旨の申請書を提出します。この時に、子どもが1歳半になるまでもらえる育休手当て(пособие по уходу за ребенком до 1.5 лет)の申請も行います。

産休・育休手当の計算ですが、こちらのサイトで情報を記入すれば自動で計算してくれます。

3回目ともなると、さすがに少しは詳しくなりますね(苦笑)夫は自分に直接関係ないことには非協力的なので、ネットで一生懸命情報集めました。

最近の我が家

大きいお腹でヨタヨタ歩きながら、急ピッチで家庭菜園の作業が進んでます…。この時期はレッドカラント、ホワイトカラント、カシス、ラズベリー、ヨスタベリーなどのベリー系のお世話から始まるんですが、つぼみが開く前に剪定や植え替えを終わらせなければならないので、毎日3時間ほど作業してます。

剪定&枯れ葉集め

今年は一気に気温が上がったので、つぼみがあっという間に開いてしまい、いくつかは選定作業が間に合わず…。

セイヨウスグリ

ヨスタベリーの植え替え

今年は雪が一気に溶けたので、表面は一見乾いているように見えますが、中はぬかるんでいます。ここまで生長したセイヨウスグリ2株を顔を真っ赤にしながら引っこ抜いた夫。血管が切れるんじゃないかとヒヤヒヤしました。

ロシアでガタイのいい男性が人気がある理由が分かった気がします(笑)

ヨスタベリー2株&カシスの7株の植え替え

今年は敷地内に倉庫とガレージを建設する予定なので、作業が邪魔にならないようにベリー系を植え替えました。

いちごも子株がたくさんできているので、そちらの植え替え作業があります。本当なら去年の秋にやったほうがいいんですが、その時期はつわりで死んでたので、家庭菜園の作業はすべて中断。今そのしわ寄せが…(涙)

いちご

こんな感じで、子どもたちをお庭で遊ばせつつ、家庭菜園に精を出しています。

まとめ

ということで、7回目の妊婦健診のお話でした。妊婦健診の話よりも、産休手当と近況についてのほうが長くなりましたが…まぁ、そこは許してください(苦笑)家庭菜園も始まり、自宅は屋根裏の内装工事がそろそろ始まるので、なんというか出産直前にドタバタしすぎ。本当ならゆったり過ごしたいんですが、まぁ…無理ですね(笑)

ロシア語会話集おすすめはこちら♪

コメント