ロシアで妊娠・出産・育児をお考えの日本人の方のお役に立てたら…と思い、今回は我が家に常備してある子ども用の薬の中で特に使用頻度の高いものを紹介したいと思います。
薬の使用は主治医と相談し、用法・容量を確認の上、自己責任のもと慎重に行ってください。
【子育て in ロシア】我が家の子供用薬箱をご紹介「これがあると安心」
ビタミン D シロップ
冬季の日照時間が短いロシアでは、くる病防止のために乳幼児のビタミンDの摂取が推奨されています。日照時間は、12月の冬至(12月22日)が1年でもっとも短いとされています。私が住んでいるリャザンは、モスクワから南東200㎞に位置している町なんですが、今年最も日照時間が短い日は12月21日で、日の出が朝8時41分、日の入りが夕方15時56分!!日照時間は…なんと7時間14分。でも、これはあくまでの日照時間だけなので、日中曇っていたりしたら、日光浴なんて…(苦笑)
ということで、ロシアではビタミンDの摂取が健康にとっても不可欠。
ちなみに、我が家は担当の小児科医からАквадетримを進められたので、子どもたち3人ともこちらの液状サプリメントを利用しています。
1本200~300ルーブルほど(1ルーブル=1.67円)です。
生理食塩水鼻スプレー
寒いと鼻水が出るってよく聞きますが、我が家の子どもたちは頻繁に鼻水が出ます…。一度鼻水が出ると、1週間は止まりません(下手するとそれ以上)。病院へ行くと、鼻の中をしっかり洗い流す(промывать нос)ようにと毎回言われます。市販の生理食塩水鼻スプレーはいろいろありますが、我が家が勧められたのは、Аквалор бебиです。0歳から使えます。
こちらは150mlで500ルーブルほど。我が家は子どもが3人いるので、全員鼻水が出始めるとあっという間になくなるため、常に2本常備してます。子どもは鼻水が出始めると、それが喉の方に流れてしまい、異物を外に出そうとして咳が出るそうなんですが、鼻汁によって気管支が炎症を起こして気管支炎になることもあるので、「鼻をすすってるなー」と気が付いたら、すぐに生理食塩水スプレーで鼻の中を洗い流すようにしてます。
日本では鼻かぜとは縁のなかった私ですが、ロシアに来てからは体調が悪くなると必ずと言っていいほど鼻水が出ます。でも、私は鼻うがいには慣れていないので、放置してます…(苦笑)
解熱剤
我が家はНурофен для детейとПарацетамол детскийのシロップタイプを常備しています。前者はイブプロフェン、後者はパラセタモールが主成分となっています。我が家は、主治医から熱が38.0℃を超えたら服用するように言われています。
子ども用のシロップ薬は甘くて飲みやすいので、しっかり飲んでくれます。
抗アレルギー薬(アレルギー反応を抑える抗ヒスタミン薬)
我が家は長男と次男が1歳未満のときに粉ミルクにアレルギーがあったので、シロップタイプの抗アレルギー薬を使用していました。我が家では、фенистилとзиртекを常備しています。
ちなみに、фенистилはジェルタイプのものもあります。
ジェルタイプは、虫刺されや湿疹、蕁麻疹などの皮膚のかゆみを止めるために使われます。市販のかゆみ止めはあるんですが、ダーチャでパセリを育てていれば、虫刺されにはパセリの葉をすりつぶしたものを塗り込むのがおすすめです。あっという間にかゆみが消えます。義母から教えてもらった民間療法なんですが、どうやらパセリには天然のヒスタミン剤(アンチヒスタミン)としての効果があるそうです。
常備薬の紹介なのに、ちょっと話が脱線してしまいましたが、西洋パセリ…私も試しましたが、即効性がありかゆみも炎症もすぐに治まりました。
ラクツロースシロップ
長男と次男が数日間便が出なかったときにお世話になったシロップです。次男は特に1歳になるまで排便がうまくできない時期が何度かあり、綿棒浣腸で排便させていたこともありました。主治医に勧められたのが、Дюфалакというラクツロースが主成分のシロップです。ラクツロースは、水分吸収を抑えて便を柔らかくするとともに腸の動きを促す働きがあるそうで、慢性便秘の際に処方されるようです。
長男も次男も今現在は毎日しっかり排便するようになったので、出番はほとんどありません。我が家では念のため自宅に常備しています。
まとめ
本日は我が家に常備してある子ども用の薬の中で特に使用頻度の高いものを紹介しましたが、もし他にも追加されたら追記しようと思います。
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