【ロシアで4人目妊娠&出産記17】周産期母子医療センターに入院

この記事は約5分で読めます。

4月24日の妊婦健診で予定入院日が26日に決まり、一昨日無事入院しました。入院先は前回双子の出産でお世話になった州立周産期母子医療センターです。大型連休( майские праздники)前に出産できたら…と淡い期待をしていましたが、諸々の検査結果から5月2日に予定帝王切開することになりました。今はベッドで安静にする日々を送っています。

スポンサーリンク

【ロシアで4人目妊娠&出産記17】周産期母子医療センターに入院

入院先へ

入院手続きは8時から14時までとのことだったので、朝一で行くことにしていたんですが、いろいろ準備に時間がかかってしまい、家を出発したのは9時過ぎ。

車に乗ってから、次男に靴履かせ忘れただの、私が朝シャワー入ったあと、入院バッグにシャンプーとボディーソープ忘れただのてんやわんやしましたが、10時頃に到着。

家族みんなで приёмный покойまで見送りにいってくれました。

周産期母子医療センター( перинатальный центр)

Приёмный покой(入院専用入口)はこの裏手にあります。結構わかりにくいところにあって、最初に来た時は探すの大変でした。

荷物持ち
入院専用入口

見送りはここまでです。中に入れるのは私だけ。着替えが済んだら、今まで着用してた服と靴は付き添いの人に持って帰ってもらいます。付き添いがない場合は、退院までロッカーで預ってもらえるそうです(多分病院によって対応が違うと思います)。

最後に家族の写真を撮ってお別れ。

入院手続き後病室へ

入院する際にまず尿検査をしました。終ったら、入院手続きに。

必要書類

  • Направление
  • パスポート( паспорт)
  • ВНЖ/ РВП
  • 保険証(страховой полис ОМС)
  • СНИЛС
  • 母子手帳(обменная карта)

以上です。私の入院先は原本のみ必要ですが、場所によってはコピーも求められる場合があるので、必ず確認してください。

手続きが終わると、簡単な問診と妊婦健診があり、そのあと5階にある病室に案内されました。今回は2人部屋で、ベッドもリクライニング式。お手洗いとシャワーもついてるので快適です。

実は前回双子の管理入院でもこの部屋に泊まったんですが、すごく快適な生活が送れたのを今でも覚えています。

お手洗い(なぜか鍵はかけられない)

怒涛の検査

部屋に案内されたら、すぐに検査に呼ばれました。まずは静脈採血、その後医師による問診、内診、ノンストレステスト。その後一息つく間もなくエコー検査。入院当日はあっちこっちに回され大変でした。ようやく検査から解放されたのは13時過ぎ。お昼ご飯は同室の方が私の分もとっておいてくれたので、食べられました。

昼食

内診で発覚

なんと胎児の頭が指で触れるぐらい下がってきていることが判明。お腹が痛かったのは、頭で帝王切開の傷跡を圧迫してるからだと説明されました。いつ陣痛がおきてもおかしくない状況だったようです。そりゃ、臨月にはいっても3人の子どもの世話して、家庭菜園もやってれば…まぁ納得です。おまけに、家の中は階段と屋根裏の内装工事中で連日トントンガンガン。休むこともままならず、精神的にも辛かったし。

いきなり避妊手術のはなし

内診中に先生から今後子どもを作る計画があるかどうか聞かれ、「帝王切開3回してるのに?」と思いつつ計画はないけど何で質問するのか聞くと、どうやら希望する人には、卵管結紮術と呼ばれる避妊手術を帝王切開後にすることができるそう。これは卵管をしばって排卵した卵が精子と受精しないようにする方法で、ロシア語ではперевязка маточных трубと言います。ネット情報によると、帝王切開での出産が2回目や3回目の妊婦さんに勧められているとのことでした。

これって、いきなり質問されて答えられるような内容じゃないと思うんだけど…。

正直、3回も痛い思いして出産して、その上避妊手術…はしたくない!!という思いがあったので、断りました。必要なら男性側にやってもらいます。

КТГの最中にイリーナ先生登場

前回双子の出産に立ち合ってくれた先生で、今回も執刀をお願いしたんですが、入院したらすぐに顔を見に来てくれました。

先生との話で、ギリギリまで胎児をお腹で育てようということになり、5月2日の予定帝王切開になりました。

もし4連休がなかったらもうちょっと早まったと思いますが、しょうがない。安静を心がけよう。

エコー検査

こちらは2年前に双子でお世話になった技師さんで、私の顔を見るや否やすぐに思い出してくれ、いろいろはなしが弾みました。

胎児は成熟していて、体重も妊娠37週3日時点で推定2800g。子宮けい管長は17ミリでいつ陣痛が始まってもおかしくないから、予定帝王切開日までに何か異常があったら、すぐに病院のスタッフに伝えるように言われました。

午後はのんびり

検査も終わり、午後はひたすらベッドで安静にしていました。途中病棟を探検したんですが、こんな便利なものが増えてました。

Кофе пункт

コーヒーの自動販売機!!1杯100ルーブルほどで買えます。歩いてるとコーヒーのいい香りがして、ちょっとリラックスできます(笑)。

オーブン

共用ですが、オーブンも設置されてました。かなりサービスの質が向上しててビックリ。

ついでに病棟もちょっとご紹介。

Пост(ナースステーション)

朝と夕の2回体温、血圧測定をし、ナースステーションにある紙に記入することになっています。朝はこの他体重も測ります。

血圧計は信頼のオムロン
清潔な病棟

こんな感じです。

まとめ

入院してからはお腹の張りも驚くほどなくなり、おりものの量も劇的に減りました。これなら2日まで問題なく過ごせそうです。家ではやっぱり無理をしてたってことですね。ちょっと反省(といいつつ、頼れる人もいないのでしょうがないのですが)。予定帝王切開日は2日になってしまいましたが、早めに入院できてよかったと思ってます。

ご飯も私には多すぎるぐらいだし、ベッドも快適です。連休中は当直医の回診とКТГぐらいしかないので、残りの時間はゆっくりしています。

ちなみに夕飯はこちら。

夕飯

新鮮な野菜や果物は一切ありませんが、無料でこれは十分すぎます。

ということで、出産まで残り3日…です。

ロシア語を勉強したい人は、こちらの参考書がおすすめです♪

コメント