本日ご紹介するのは、ケフィール(ケフィア)で作るふわふわパンケーキです。
パンケーキと書きましたが、ロシアではアラディ―(Оладьи)と呼ばれています。忙しい朝にさっと作れて、しかもとってもおいしいので、ロシアでは子どもから大人まで、みんなに愛されている料理です。
それでは、早速レシピを見ていきましょう!
【ロシア料理】忙しい朝にピッタリ!!ケフィールで作る簡単ふわふわパンケーキ(アラディ―)
材料
・ケフィール(ケフィア) 300ml
・重曹 小さじ1/2~1
・砂糖 大さじ1~1.5
・塩 ひとつまみ
・小麦粉 200g
ケフィールとは?
ロシアではお馴染みのケフィールですが、実は日本でも昔流行ったことがあり、一度は耳にしたことがある人も多いかもしれません。
名前は聞いたことあるけど…。ケフィールって何?ヨーグルトの一種?
と疑問に思う方もいらっしゃると思います。実際、私もロシアに来て初めてケフィールを見て、最初は酸味が強いヨーグルトとしか思いませんでした(笑)
ケフィールは、ロシアのコーカサス地方で伝統的に食べられてきた発酵乳
ロシア語でケフィールはКефирと表記されます。日本語ではケフィアと呼ばれたりします。もともとはコーカサス地方で作られていました。
伝統的なケフィアは、ヤギ皮の袋にミルクとケフィアグレインと呼ばれる種菌を入れ、戸口の近くにぶら下げて作られていたそうです。なぜ戸口の近くにぶら下げていたのかというと、人々が戸口を通る際に袋と触れたり当たったりするので、中のミルクとケフィアグレインがよく混ざったからなんだとか。
ヨーグルトは乳酸菌だけで発酵させますが、ケフィールは乳酸菌に酵母がプラスされています。これが一番の大きな特徴です。酸味が強いので砂糖、はちみつ、ジャムを加えて飲むことが多いです。また、ケフィールはシャシリクの下味やブリヌイの材料として使われたりします。
酸味が強いので、私はヨーグルトの方を好んで食べます(笑)
スーパーへ行くと、乳製品コーナーにケフィールがズラリと陳列されているので、ロシアへ来る機会があれば是非飲んでみてください。
ちなみに、アマゾンでもケフィアグレインが販売されているので、自家製ケフィールを作ることもできます。
では、パンケーキの作り方を見ていきましょう!
作り方
1. ケフィールをボウルに入れ、重曹を加え混ぜます。混ぜていくと表面に細かい泡が少し出てきます。出てきたら、砂糖と塩を加えさらに混ぜます。
砂糖を少な目にすることで、フワッとしたパンケーキに仕上がります。
2. 1に小麦粉を入れて、サッと混ぜます。
よく混ぜる必要はありません。粉っぽさがなくなり、材料が均一に混ざればOKです・
3. フライパンに油をひき熱します。あとはパンケーキと同じ要領で焼くだけ♪
熱したフライパンに生地を載せると、すぐに膨らんでいきます♪
スメタナやジャムなどを添えたら完成です♪
まとめ
いかがでしたか?本日はケフィールで作る簡単ふわふわパンケーキをご紹介しました。材料混ぜて、焼くだけなので15分もあれば簡単にできます。我が家の朝食は基本パンですが、ときどきケフィールが余ってるとこのパンケーキを作ります。1歳8カ月になる息子も気に入ってるようで、テーブルの上に置いてたら、いつの間にか1枚食べられてました(笑)簡単だけど、すっごくふわふわなのでオススメです♪ぜひ作ってみてくださいね!
ロシア料理に興味がある方におすすめの書籍です♪
それでは皆さん、
また次お会いしましょう!
Пока пока!
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