冬になると、野菜や果物の値段が高騰するロシア。
そんな中でもじゃがいも、にんじん、たまねぎとキャベツは安価に手に入れることができます。そこで、冬になると各家庭でキャベツとにんじんを使ったキャベツの酢漬けが保存食として大量に作られるんですが、このキャベツの酢漬けを使った料理が本日ご紹介するサリャンカ（солянка）です。
ほどよい酸味が食欲をそそる、野菜たっぷりな料理です。
では、一緒に作り方を見ていきましょう。
【ロシア料理】すっぱ美味しくてくせになる！？ロシア家庭料理サリャンカ
材料
・とりもも 200g
・たまねぎ 100g
・キャベツの酢漬け（ザワークラウト） 200～300g
・ケチャップ 大さじ2
・にんにく 1かけ
・塩・こしょう 適量
※キャベツの酢漬けの作り方はロシア人直伝！！「квашеная капуста」（キャベツの酢漬け）を作ろう！！をご覧ください。
※ケチャップの代わりにトマトピューレを使ったほうがよりおいしいです。
作り方
1. たまねぎはみじん切り、とり肉は一口大に切ります。
2. なべに油（分量外）とたまねぎを入れ、たまねぎが透明になるまで炒めます。
3. ②に一口大に切ったとり肉を加え炒めます。
4. 3にザワークラウトとケチャップ、水200ml、塩・こしょうをひとつまみずつ加え混ぜます。
5. 蓋をして弱火で30分ほど煮込みます。
※水分が足りない場合は水を足してください。
6. にんにくプレッサーでにんにくを入れ、もう一度蓋をして5分ほど置いたら完成です。
まとめ
いかがでしたか。本日はキャベツの酢漬け（квашеная капуста）を使ったロシア家庭料理、サリャンカ（солянка）の作り方をご紹介しました。家庭によっては、とり肉の代わりにソーセージを入れます。ブイヨンを入れてスープにすることもあります。
キャベツの酢漬けの酸味と少量の調味料だけでしっかり味がつくので、体にとっても優しいです。
我が家は冬になると大量にキャベツの酢漬けを作って、バルコニーで保存しています。
キャベツの酢漬けを使った料理は、ビネグレットサラダもあります。また、シー（キャベツのスープ）に入れることも。
1回食べるとけっこうくせになる味なので、是非一度試してみてくださいね。
ロシア人直伝！！「квашеная капуста」（キャベツの酢漬け）を作ろう！！
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