ロシアではダーチャシーズンを迎えると、どの家庭でもさまざまな種類のベリーが庭になります。
ロシアに来た当初、ベリーといえば「ラズベリー」か「ブルーベリー」だった私。
ロシア人に驚かれたのを今も鮮明に覚えています(笑)
今日は我が家のダーチャで採れるヨスタベリーを使ったロシアのヴァレーニエのレシピを紹介します。
【ロシア料理】ヨスタベリージャム
ヨスタベリーって?
日本では馴染みのないベリーですが、ヨスタベリーはクロスグリとセイヨウスグリを交配してできた品種です。
私は大学でドイツ語を専攻していたので、
名前がちょっとドイツ語っぽいなぁ…。
と思い、ググってみたら大正解。
クロスグリはドイツ語で「Schwarze Johannisbeere」、セイヨウスグリは「Stachelbeere」と呼ばれているんですが、その二つの頭文字をとったものが・・・「Jostabeere」。つまり、「ヨスタベリー」というわけです。
生食もできますが、酸味が強いためヴァレーニエ(ロシアジャム)にするのがおススメです。
材料
・ヨスタベリー 500g
・砂糖 500g
・水 100㎖
ロシアのヴァレーニエは砂糖:果実=1:1が基本です。
下準備
・ヨスタベリーは余分な葉や茎をなるべく取り去り、よく洗います。
作り方
1. 鍋に砂糖と水を入れ、火にかけ沸騰させます。
2. 沸騰したら、ヨスタベリーを加え3分煮ます。火は強火のままです。
3分煮たら火を消し、冷まします。
3. 冷めたら、2を3回繰り返し、とろみが出てきたら完成です。
2を3回繰り返すのは目安です。緩いときは好みのとろみが出るまで2を繰り返してください。煮沸消毒した瓶に詰めたら、長期保存も可能です。
まとめ
いかがでしたか。本日は『ヨスタベリージャム』の作り方をご紹介しました。パンに塗ったり、ヨーグルトに入れたり、お菓子作りにも使えるので、我が家ではダーチャで収穫したベリーは必ずヴァレーニエにします。
ぜひ試してみてくださいね。
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