【ロシア料理】くるみ入りセイヨウスグリのジャム

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セイヨウスグリは別名グースベリーとも呼ばれる、ロシアではポピュラーなベリーの1つです。ロシア語ではкрыжовникと言います。

ダーチャで栽培され、私が住んでいるリャザンでは7月上旬~中旬頃から収穫が始まります。そのまま食べると甘酸っぱいため、ロシアではваренье(ジャム)を作る家庭がほとんどです。

セイヨウスグリを使ったジャムで人気が高いのは、オレンジやレモンなどの柑橘系入りと本日ご紹介するくるみ入りのものです。

ちなみに、くるみ入りセイヨウスグリジャムはцарское варенье(王族のジャム)とよばれています。

では、本日はくるみ入りセイヨウスグリのジャムの作り方を一緒に見ていきましょう。

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【ロシア料理】くるみ入りセイヨウスグリのジャム(варенье из крыжовника с грецким орехом)

 

材料

・西洋スグリ 1kg

・砂糖 1~1.3kg

・水 100ml

・くるみ 100g

※ロシアのジャムは基本果実:砂糖=1:1の割合となっていてかなり甘いので、お好みで砂糖の量は調整してください。

下準備

・セイヨウスグリは良く洗い、両端のヘタをはさみで切ります。そして、楊枝で2、3か所穴をあけておきます。

・くるみを細かく切っておきます。

作り方

1. 鍋に水と砂糖を入れ、砂糖がなくなる(シロップができる)まで弱火にかけます。

砂糖が焦げないようにときどき木べらで混ぜてください。

2. シロップができたら、強火にして沸騰させます。

沸騰したら、セイヨウスグリを加え再度沸騰させます。

3. 沸騰したら、火を消し細かく切ったくるみを加え、一晩寝かせます。

4. 一晩寝かせた状態のものです。

5. 瓶に詰める前に再度ジャムを沸騰させます。

沸騰したらすぐに火を止め、あとは瓶詰めして完成です。

まとめ

いかがでしたか。瓶と蓋をしっかり煮沸消毒すれば長期保存も可能です。

ロシアでは夏の時期にダーチャで収穫した果物でジャムを作り、保存食として冬の間に食べることがほとんどです。

我が家も毎年夏にたくさん採れた果物でジャムを作ってます。

ロシアのジャムはかなり甘いので、砂糖の量は調節してくださいね。

また次お会いしましょう!
Пока пока!

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