具だくさんで栄養満点!!ロシアの家庭料理キャベツのスープ『Щи(シー)』

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ロシア料理に欠かせないものといえばスープです。ボルシチをはじめ様々なスープがロシア料理にはあります。

そんな中で一般家庭でよく作られるスープが、『Щи(シー)』と呼ばれるキャベツのスープです。
ベースはキャベツですが、そのほかにも肉や玉ねぎ、ジャガイモなどの様々な食材の旨味が溶け込んでいて、栄養満点!!
「食べるスープ」という呼び名がピッタリのスープ料理です。
本日はそんなロシアの食べるスープ、シーの作り方をご紹介します。
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具だくさんで栄養満点!!ロシアの家庭料理キャベツのスープ『Щи(シー)』

材料

【ブイヨンスープ】

・骨付き肉 500g
※我が家では豚肉を使用しています。

・水 1.5ℓ

・たまねぎ 1個

・にんじん 1本

・塩 小さじ1杯

・粒こしょう 5粒くらい

・ローリエ 2~3枚

【スープの具】

・じゃがいも 2個

・キャベツ 200~300g

・にんじん 1本

・玉ねぎ 1個

・トマトピューレ 大さじ1~2杯

・にんにく 2かけ

・塩、こしょう 適量

・パセリ、ディル、万能ねぎ 好みで

・植物油 適量

ディル”укроп”、パセリ”петрушка”、万能ねぎ”зелёный лук”はロシア料理でよく使われているハーブ(香味野菜)です。ハーブはロシア語で”зелень”と呼ばれています。ディルは風味を豊にしてくれるので、スープには欠かせない材料です。

作り方

1. まずはブイヨンから作ります。水1.5ℓに骨付き肉と皮を剥いた玉ねぎ、にんじん、塩小さじ1杯、粒こしょうとローリエを入れて強火にかけます。

沸騰したら弱火にして1時間ほど煮込みます。灰汁はしっかり取り除きます。ブイヨンができたら、ざるで漉します。お肉はあとでスープに入れるので、冷ましておきます。

 

2.フライパンに植物油を入れます。みじん切りにした玉ねぎと4面おろし器の広口千切りでおろしたニンジンをフライパンで炒めます。たまねぎがきつね色になったら、火を止めます。


3.じゃがいもは一口サイズに、キャベツは細く切ります。

4. ざるで濾したスープを再度火にかけます。沸騰したら弱火にして、キャベツとじゃがいもを入れて柔らかくなるまで煮込みます。

5. 4に2とトマトピューレ、お肉を細かく手でちぎりながら加え、さらに10分ほど煮込みます。塩とこしょうで味を調えます。

6. 火を止めて、すりおろしたにんにくとみじん切りにしたパセリ、ディル、万能ねぎを入れ、蓋をして15分ほど味を馴染ませたら完成です。

我が家は面倒なので先に鍋に入れちゃってますが、パセリ、ディル、万能ねぎはお皿に盛ったあとに散らしたほうが色鮮やかできれいです。サワークリームを添えて黒パンと一緒に召し上がれ♬

まとめ

本日はキャベツのスープ『Щи(シー)』の作り方をご紹介しました。

キャベツの代わりに『квашеная капуста』と呼ばれるキャベツの酢漬けを使うと酸味のあるさっぱりとしたスープになります。

なお、トマトピューレなしでも作ることができます。

個人的にはキャベツの酢漬けで作った『Щи(シー)』が好きです。

キャベツの酢漬けの作り方に興味がある方は、こちらをご覧ください。

それでは皆さん、
また次お会いしましょう!
Пока пока!

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