【黄金の環】ロシア観光者必見!!ロストフ・ヴェリーキーのクレムリン

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本日ご紹介するのは、黄金の環の古都のひとつ、ロストフ・ヴェリーキーです。

人口約3万人と、町自体はあまり大きくないロストフ・ヴェリーキー。

そんな小さな町にそびえ立つクレムリン。

黄金の環の中でも最も見事なクレムリンだと言われているぐらいですから、一見する価値はあります。

では、本日はロストフ・ヴェリーキーのクレムリンの魅力をご紹介します。

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【黄金の環】ロシア観光者必見!!ロストフ・ヴェリーキーのクレムリン

黄金の環(Золотое Кольцо)って?

モスクワ北東に環状に並んでいるロシアの古都群、それが『黄金の環』(Золотое Кольцо)です。町を線で繋ぐと環状になることから、黄金の環と呼ばれるようになりました。

ロシアの古都群は、かつてイヴァン4世が即位し中央集権国家を構築するまで、ロシアの政治・文化の中心的場所でした。

現在では、ウラジーミル、セルギエフポサード、ヤロスラブリなど世界遺産に登録された歴史地区や建造物群を有する都市も多く、ロシアを代表する観光地の1つとして人気があります。

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ロストフ・ヴェリーキー(Ростов великий)

「偉大なロストフ」と呼ばれる、ロストフ・ヴェリーキーは、ヤロスラヴリ州にある都市です。

モスクワから北東に約225km、ヤロスラヴリの南西53kmのところにあります。

ニェ―ラ湖(Озеро Неро)のそばに栄えた古都で、黄金の輪の都市のひとつです。

ロシアには「ロストフ」と名前が付く町が2つあります。1つはロストフ・ダ・ヌ(Ростов-на-Дону)、そしてもう1つは本日ご紹介するロストフ・ヴェリーキー(Ростов великий)。「ロストフ」と言うとどちらかわからないので、町の名前は省略しないようにしましょう。

ロストフ・ヴェリーキーは、ロシアで最も古い町のひとつで、862年に記録に登場しています。

12世紀には、ヴェリーキー(偉大な)と呼ばれる程中心的な町となりました。

ロストフ・ヴェリーキーの見どころは、黄金の環の中でも見事なクレムリンと夏シーズンであれば、ニェ―ラ湖の湖畔でしょうか。

田舎風景が広がった町…というよりは村の中に、立派なクレムリンがそびえ立っています。

黄金の環の中で最大級のクレムリン

教会のドーム、城壁の塔、どこから見てもまるでロシアのおとぎ話にタイムスリップしたような見事な建築です。

クレムリンは府主教の居城として、17世紀に建設が始まりました。

写真は全て12月に撮影したものです。

クレムリンの案内図

Аゾーンは無料で見学ができますが、Бゾーンは有料です。正面入り口から入ると、チケット売り場があります。

クレムリンの城壁

城壁をぐるっとまわってみました。立派な城壁ですよね。

ウスペンスキー聖堂(左)、鐘楼(真ん中)、ヴァスクレセーニエ教会(右)

城壁をぐるっとまわり、正面入り口の反対側から撮影した写真です。左側にあるのが入口で、案内図のAゾーンに入ることができます。

中に入ると、目の前にはそびえ立つウスペンスキー聖堂。

1508~1512年にかけて建てられたそうですが、かなり立派です。

敷地内から撮影

中に入ってみると…。

ウスペンスキー聖堂内部

歴史を感じるフレスコ画。

ウスペンスキー聖堂内部

残念ながら、内部は至る所が修復中でした。

イコンはクレムリン内にある歴史博物館に展示してあるので、興味がある方はそちらへ。

クレムリン内の博物館に展示されているイコン

クレムリン内の博物館に展示されているイコン

クレムリン内の博物館に展示されているイコン

ウスペンスキー聖堂の隣には17世紀に作られた13の鐘が残っている鐘楼があり、上に上ることができます。

お土産屋さんもありました。

鐘楼

鐘楼の隣にはヴァスクレセーニエ教会があります。ウスペンスキー聖堂と鐘楼がある敷地(Aゾーン)は無料ですが、ここから先(Бゾーン)は有料です。正面入り口からも入ることができます。

ヴァスクレセーニエ教会

ヴァスクレセーニエ教会からБゾーンへ入って、振り返って撮影してみると…。

アジギトリー教会(左)、ウスペンスキー聖堂(真ん中)、ヴァスクレセーニエ教会(右)

ひと際目立つのが、アジギトリー教会(Церковь Одигитрии )です。

2階建てのアジギドリー教会は、1692~1693年に建てられたモスクワ・バロック様式の建築物です。

現在は博物館になっていて、内部を見学することができます。

赤い宮殿(左)、イオアンナ・バガスラヴァ教会(右)

右側に見えるネギ坊主の建物が、イオアンナ・バガスラヴァ教会(Церковь Иоанна Богослова)です。

現在は正面入り口なっています。ここでチケットを購入することができます。

左側にあるのは、赤い宮殿(Красная Палата)です。1階はレストラン、2階は陶器などの展示があります。

なお、中央は府主教の中庭と呼ばれていて池があるんですが、冬だったので凍ってました。

夏の景観はこんな感じです。

Andrew_sh / Pixabay

クレムリン敷地内のホテル:Гостиница “Дом на погребах”

ドーム・ナ・ポーグリバフ

クレムリン敷地内を歩いていると、茶色の建物が見えてきます。

ここには、お土産屋さん、カフェ、そしてгостиница “Дом на погребах”と呼ばれるホテルが入っています。

夏のシーズンはホテルの部屋から府主教の中庭を見渡せるので、おすすめです。

ロストフのクレムリンに関する情報

公式サイト:https://www.rostmuseum.ru/
住所:152151 Ярославская область, г. Ростов, кремль, музей
営業時間:10時~17時
※金・土曜日のみ、敷地内は20時まで開いています。
休館日:1月1日
料金:800ルーブル(クレムリン共通チケット)
※入場料・博物館料全て込みの価格
※クレムリン敷地内を見学するだけなら、70ルーブル(約120円)です。

クレムリン敷地内には、8つの博物館・展示室があり、個別にチケットを購入することもできます(詳細は公式サイト参照)。
なお、個別に全てのチケットを購入した場合、入場料と合わせて1300ルーブル(約2200円)になります。
時間の関係上すべて見て回れないという方は、個別に購入することになりますが、どうせなら全部回ってみるのもいいかもしれません。

モスクワからのアクセス方法

ロストフ・ヴェリーキーまでは、電車・バス・車で行くことができます。

電車の場合、モスクワのヤロスラブリ駅からロストフ・ヴェリーキー行きの長距離列車が毎日運行しています。

所要時間は2時間半から4時間で、料金は席にもよりますが一番安いもので片道1000ルーブル(約1700円)ぐらいから。

列車のチケットは、ロシア鉄道の公式サイトで購入できます。

ロシア語で検索する場合、Москва Ярославская (モスクワのヤロスラブリ駅)-Ростов-Ярославский(ロストフ・ヴェリーキー)で探してみてください。

7月26日モスクワ発で調べてみたんですが、7時35分発の列車が時間的に一番便利ですね。

日帰りを想定して、帰りの列車も見てみましょう。

もし日帰りだとすると、14時38分発か20時26分発の2択になりますね。

日帰りで旅行できるか?

結論から先に言ってしまうと、可能です。

ロストフは黄金の環の古都ではありますが、町自体は規模が小さく、見どころもクレムリンとその周辺のみ。クレムリンの南側にはニェ―ラ湖の湖畔があるので、観光シーズンには遊覧船が運行されます。

ロストフの駅からクレムリンまでは1.8km、徒歩で約30分ぐらいかかります。朝10時15分に駅に着いた場合、クレムリン到着は11時頃です。

ロストフ・ヴェリーキーの観光案内地図

14時38分の列車に乗るなら、滞在時間は約2時間半~3時間ぐらいでしょうか。

クレムリンは大きいので、敷地内をゆっくり見るだけでも1時間ぐらいはかかります。敷地内には博物館や展示室も多数用意されているので、そこも見学するとなると、さらに2時間ぐらいは必要でしょうか。周辺を散策したり、レストランで食事などを考えている場合、予めどこを見学するか計画を立てておく必要があります。

時間を気にせずゆっくり見て回りたいという方は、20時26分発の列車にしましょう。クレムリン敷地内の博物館・展示室はかなりおすすめです。

クレムリン内にホテルもあるので、どうせだったら1拍して翌日モスクワに帰るか、それかヤロスラブリへ行ってもいいかもしれません。

まとめ

いかがでしたか?本日はロストフ・ヴェリーキーのクレムリンの魅力をご紹介しました。

ロストフ・ヴェリーキーはクレムリン以外は、正直見どころは少ない町ですが、クレムリンを見るためだけに来る価値は十分あります。

私は冬に観光しましたが、おすすめは夏。冬は閑散期で、出店や露店などもほとんど営業しておらず、喫茶店を探すのも苦労しました。

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