【ロシア旅行者必見】黄金の環!!ウラジーミル超おすすめ観光スポット

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本日ご紹介するのは、黄金の環の古都の1つ、ウラジーミルです。

ロシア旅行を計画されている方やガイドブックをお持ちの方は、聞いたことがあるかと思います。

中世における歴史的建造物が多く残るウラジーミル。

モスクワからのアクセスも悪くないので、是非行ってみてください。

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【ロシア旅行者必見】黄金の環!!ウラジーミル超おすすめ観光スポット

黄金の環(Золотое Кольцо)って?

モスクワ北東に環状に並んでいるロシアの古都群、それが『黄金の環』(Золотое Кольцо)です。

かつてイヴァン4世が即位し中央集権国家を構築するまで、ロシアの政治・文化の中心的場所でした。

ここには12~18世紀における歴史的建造物(クレムリン、修道院、大聖堂など)が多く残されていて、世界遺産に登録されているものも少なくありあません。

現在は観光地として有名で、シーズン中は観光バスなどのツアー客でとても賑やかになります。

ウラジーミル(Владимир)

モスクワの北東約170kmのところにあるウラジーミルは、黄金の環を代表する歴史ある町でウラジーミル州の州都でもあります。

モスクワから電車で約1時間40分。90分間隔で電車が出ているのでアクセスはいいです。


ウラジーミルは観光するのにはとても便利な町です。というのも、見どころは全てメインストリートのボリシャヤ・モスコフスカヤ通り(ул. Большая Московская)沿いに集中しているからです。

ターミナル駅も近いので、全て徒歩圏内で行ける範囲です。

町並みを楽しみながら観光名所を巡るのがおすすめ。1日あれば十分観光ができるので、日帰り旅行もできるし、ウラジーミルの北約30kmのところにあるスーズダリ(Суздаль)と合わせて旅行するのもいいかもしれません。

絶対外せないおすすめ観光スポット

【世界遺産】黄金の門(Золотые ворота)

黄金の門(Золотые ворота)

1164年に建設された城門で、世界遺産に登録されています。
城壁は残っていませんが、今もウラジーミルの象徴的存在です。

もともとは全部で5つあったのですが、タタールの軛によるモンゴル侵攻を受け、
現在残っているのはこちらの1つだけ。

現在、城門内部は展示室になっていて、当時戦争に使われた道具や戦争の様子をジオラマで見ることができます。

展示室はとても狭く、10~15分ほどあればざっと見ることができます。
1人150ルーブル(約250円)なので、若干高めです。

【世界遺産】ウスペンスキー大聖堂(Свято-Успенский Кафедральный собор)

ウスペンスキー大聖堂は、別名『生神女就寝大聖堂(しょうしんじょしゅうしんだいせいどう)』とも呼ばれています。

ウスペンスキー大聖堂(Успенский собор)

1160年に建設されたこの大聖堂はその後300~400年間、ロシアの大聖堂の最高位でした。

丘の上に建ち、5つの黄金の丸屋根が輝いています。

この大聖堂は1992年に世界遺産に登録され、毎年多くの人が訪れます。

鐘楼側から撮影した写真

ターミナル駅から徒歩15~20分ほどのところにあるので、ゆっくり散歩しながら行くのがおすすめ。

内部見学は可能ですが、撮影は不可です。

天井のアーチ部分には、フレスコ画「最後の審判」が描かれています。

中へ入る場合、女性はスカーフを頭に被らなければならないので必ず持参しておきましょう。

ウスペンスキー大聖堂(Свято-Успенский Кафедральный собор)に関する情報

公式サイト:http://sobor33.ru/
住所:Владимир, ул. Большая Московская, 56.
営業時間:7時~20時頃

【博物館】
営業時間:13時~16時45分
休館日:月曜日
料金:大人150ルーブル(約250円)、16歳以上の子ども(学生含む)100ルーブル(約170円)、16歳までの子どもは無料

※写真撮影は不可

※教会自体は朝7時から夜20時頃まで開いているため、その時間に内部を見るだけなら無料です。ただ、ほかの信者の邪魔にならないように気をつけましょう。博物館を見学したい方は13時~16時45分の間に大聖堂に足を運びましょう。

【世界遺産】ドミトリエフスキー聖堂(Дмитриевский собор)

12世紀末に建てられた教会。外壁に描かれた浮き彫りがとてもきれいです。

聖人や歴史上の英雄などが外壁一面に彫られています。

ドミトリエフスキー聖堂(дДмитриевский собор)

外壁の彫刻は一見する価値あり

ウスペンスキー大聖堂から徒歩10分圏内にあります。

ドミトリエフスキー聖堂(Дмитриевский собор)に関する情報

公式サイト:http://www.vladmuseum.ru
住所:г. Владимир, ул. Большая Московская, д. 43
電話番号:+7(492)232-24-67
営業時間:10時~17時
料金:150ルーブル(約250円)

給水塔(Водонапорная башня) — музей «Старый Владимир»

時間がある方におすすめなのが、こちらの旧給水塔。

黄金の門の南側にある旧土塁を南側に100mくらい歩いたところにあるがっしりした建物です。

昔は給水塔として使われていましたが、現在は博物館兼展望台です。街の歴史が展示してあります。

展望台からの景色もとてもいいのでおすすめです。

給水塔(Водонапорная башня)

説明はロシア語のみですが、写真や展示物もたくさんあるのでロシア語が分からない人でも十分楽しめます。

黄金の環から見たメイン通りの様子

展望台からの景色のためだけに入館するのもありです。遠くに見えるのは、ウスペンスキー大聖堂です。

展望台からの景色

給水塔(Водонапорная башня)に関する情報

公式サイト:http://www.vladmuseum.ru
住所:г. Владимир, Козлов вал, д. 14.
電話番号:+7 (492) 222-54-51
営業時間:10時~18時、10時~19時(土曜日)
休館日:毎月第3週の火曜日
料金:150ルーブル(約250円)

トロイツカヤ教会(Троицкая церковь)

トロイツカヤ協会(Троицкая церковь)

黄金の門のすぐ近くに建っている教会です。写真を見ると、教会の後ろに黄金の門が見えます。

クリスタルの展示

クリスタルの展示

【世界遺産】ポクロヴァ・ナ・ネルリ教会(церковь покрова на нерли)

ウラジーミル中心部から北東に約10km、バガリューボヴァ(Боголббово)という小さな町にある教会。

ポクロヴァ・ナ・ネルリ教会(церковь покрова на нерли)

ネルリ川の中州に1165年に建てられたもので、周囲は何もない原野に瀟洒な白い建物があります。
人里離れた草原にたたずむこの教会は、とても優雅で、「白鳥」とたとえられているそうです。

ポクロヴァ・ナ・ネルリ教会(церковь покрова на нерли)までの道のり

ポクロヴァ・ナ・ネルリ教会(церковь покрова на нерли)

中は自由に見学できます。アクセスが良くないのですが、一見する価値はあります。

まとめ

いかがでしたか?本日はウラジーミルのおすすめ観光名所をご紹介しました。

ウラジーミルは町が大きくないので、すべて徒歩でまわれます。モスクワから日帰り、もしくはスーズダリと合わせて観光するのもおすすめです。

是非、ウラジーミルに行ってみてくださいね。

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