【ロシア旅行】絶対はずせない!!トゥーラおすすめスポット

国立武器博物館
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ロシアの観光名所といえば、モスクワ、サンクトペテルブルクや黄金の環が有名ですが、実はこれだけではありません。

そこで、本日はガイドブックではあまり紹介されない、ロシアのおすすめ観光名所「トゥーラ」をご紹介します。

私が実際に観光してよかったところを厳選しています。是非、お時間のある方は行ってみてくださいね。

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【ロシア旅行】絶対はずせない!!トゥーラおすすめスポット

トゥーラ(Тула)って?

トゥーラ(Тула)はモスクワから南に約180kmに位置しているヨーロッパロシアの産業都市です。

モスクワからは電車で2時半ほどかかります。

トゥーラは古くから武器の生産で有名な都市で、ピョートル大帝の時代に大規模な武器生産工場が建設されました。第二次世界大戦中には、ソ連最大の造兵廠として軍を支え、後に英雄都市になりました。その名残りか、トゥーラの通りには銃剣通り(Улица Штыковая)、火薬通り(Улица Пороховая)など、軍事関連の名前がついたものがたくさんあります。

トゥーラが有名なのは、武器生産工場だけではありません。

サモワール(ロシアの湯沸かし器)やプリャーニキ(ロシア伝統の焼き菓子)の生産地としてもよく知られています。

トゥーラ自体は日本人にあまり馴染みがないかもしれませんが、歴史のある町で観光におすすめです。

プリャーニキ博物館(Музей «Тульский пряник»)

プリャーニキ博物館

プリャーニキは『Старая тула』と『Ясная поляна』の2つの会社が有名です。

この博物館は、135年も歴史がある『Старая тула』が経営しています。

プリャーニキって?

プリャーニキ

プリャーニキはロシア伝統の焼き菓子で、ジャムやスパイスを加えて作ります。日本語ではプリャーニキと呼ばれていますが、これはпряникの複数形пряникиから名前が付けられています。

ドイツでは、毎年クリスマスの時期になるとクリスマスマーケットでハート型のレープクーヘン(Lebkuchen)が売られてますが、ロシアのプリャーニキは、このレープクーヘンにとても似ています。スパイスケーキとかジンジャーブレットと言えば、イメージしやすいかもしれません。

プリャーニキで有名なトゥーラですが、その起源は9世紀までさかのぼると言われています。

当時のプリャーニキはスパイスなどは一切使われず、砂糖の代わりに蜂蜜が使われていました。

館内ガイドさんの話によると、はちみつを使うことで、長期間保存することが可能になり当時は貴重な食べ物になったとか。

プリャーニキはトゥーラが有名ですが、実はスーパーへ行けば袋に入ったプリャーニキが売られています。ロシアでは紅茶と一緒に食べられることが多いです。

スーパーのお菓子コーナー

 

知り合い宅でのティータイム

上のプリャーニキはスーパーで購入したものです。一口サイズのものは、中にジャムが入っていないことが多いです。

ロシア人は購入する際、必ずプリャーニキが柔らかいか確認してから購入します。硬いものは日が経っているとのことです。

トゥーラがプリャーニキで有名になった理由

それには、トゥーラが武器生産のま町だったことが挙げられます。

プリャーニキを作る際、押し型が使われるんですが、きれいな絵柄や文字を作るためには職人が必要です。

当時武器の生産で栄えたトゥーラには銃職人がたくさんいたため、この木の押し型を作るために必要な技術を持っていました。

そして、この押し型が次第に精巧になっていった結果、トゥーラ産のプリャーニキが他の地域よりも有名になっていったのです。

館内の様子

館内には多数の押し型の展示があります。

館内の展示

押し型には、樹齢30年以上の白樺か梨の木が使われるそうです。製作時間は型の大きさや柄によっても異なりますが、2週間から3ヶ月ほどかかるそうです。

当時の職人さんたちは学問に通じていなかったため、文字を彫る際にスペルを間違えて木型を作ってしまうことがあったそうです。

ロシア語を勉強している方は、スペルの違う押し型を探してみても面白いかもしれません。

館内の案内はロシア語のみで、主にプリャーニキの歴史に関して詳しく説明してくれます。

館内の様子

館内はプリャーニキや押し型の展示が多数あり、工場で実際に作っているビデオも見せてもらえるのでロシア語がわからなくても十分楽しめます。

館内にはロシア国内で最も大きい50㎏のプリャーニキの展示もありました。ちなみに、一番小さいものは50gだそうです。

ロシア国内で最も大きいプリャーニキ

なお、博物館の隣にはお店が併設されていて、そこでおいしいプリャーニキを購入することができます。

トゥーラのクレムリンへ行かれる方は、そこでもいろいろなプリャーニキが販売されているので、そこでお土産を選んでもいいかもしれません。

館内の展示

館内の展示

プリャーニキ博物館(Музей «Тульский пряник»)に関する情報

公式サイト:http://www.oldtula.ru/museum/
住所:ул.Октябрьская, д.45-б
電話番号: (4872) 34-70-70
営業時間:9時~17時(館内ガイドは10時から16時までで、事前に予約が必要)
休館日:月・火曜日

国立武器博物館(Тульский музей оружия)

国立武器博物館

国立武器博物館は、2012年に開館したばかりで、建物も近代的です。

館内も最新技術が駆使されていて、子どもから大人まで楽しめるようになっています。博物館の敷地内には、戦車が展示されています。

国立武器博物館の敷地内に展示されている戦車

戦車の上にのることは禁止されていますが、他のロシア人観光客は上にのぼって記念撮影をしてました。

国立武器博物館の近くにあった”Я люблю Тулу”

館内の様子

博物館は地下1階から4階まであります。地下1階にはお手洗い、ロッカーがあり荷物を預けることができます。

1階は切符売り場、お土産屋さんと小さな喫茶店があります。展示場は2~4階です。

館内の様子

武器の展示だけではなく、当時の様子を再現したコーナーや戦争当時のビデオなどが各所で上映されています。

自由に出入りができ、無料で見ることができます。所要時間は大体10分程度です。

当時の様子を再現したコーナー

当時の様子を再現したコーナー

そのほか、体験コーナーもいくつか用意されています。

体験コーナー

また、プリクラのように写真を撮ることができる機械があり、撮影後に自分のメールアドレスに写真を送ることができます。

こちらも無料です。ただ、2台しかないので込んでいると待ち時間があるかもしれません。

プリクラ

他にもタッチスクリーンでゲームができます。

展示以外に映像資料や体験コーナー、ゲームコーナーがあったのでけっこう楽しめると思います。

見学所要時間は大体2時間ぐらいあれば十分かと思います。

国立武器博物館(Тульский государственный музей оружия)に関する情報

公式サイト:http://www.museum-arms.ru/
住所:г. Тула, ул. Октябрьская, д.2
電話番号: (4872) 47-22-41
営業時間:10時~18時(月・火・水・日曜日)、10時~21時(木・金・土曜日)
※チケット売り場は営業時間の1時間前まで
休館日:最後の週の月曜日
料金:大人450ルーブル(約770円)
※英語・ロシア語のガイドは別途料金がかかります。
※安全確認のため、入り口で荷物検査が実施されています。
なお、次にご紹介するトゥーラのクレムリン敷地内にも武器博物館があります。こちらは1985年から公開されています。
国立武器博物館のほうが規模が大きいので、こちらを見学すれば十分かと思いますが、興味のある方は両方見学してもいいかもしれません。

Музей «Тульский кремль»

クレムリンと聞くと、モスクワのクレムリンをイメージする方が多いかもしれませんが、トゥーラのクレムリンもかなり立派で一見する価値があります。

クレムリンの城壁

トゥーラのクレムリンは城壁が立派なので、すぐにわかります。クレムリン内への入り口はいくつかあるんですが、正面入り口から入ることをおすすめします。

クレムリン正面入り口

城壁に沿って歩いて行くと、正面入り口が見えてきます。

クレムリンの案内地図

赤い部分が正面入り口です。クレムリンの案内地図も正面入り口付近にあります。

正面入り口から中に入ると、目の前にウスペンスキー聖堂が見えてきます。

クレムリン敷地内の様子

正面入り口を抜けると、目の前にウスペンスキー聖堂が見えてきます。

ウスペンスキー聖堂

ウスペンスキー聖堂の隣には、鐘楼があります。

私が観光したときは、ウスペンスキー聖堂は閉まっていましたが、鐘楼には無料で入れました。

中に入る際、女性はスカーフ着用が必須なのでご注意ください。

基本的に無料で中に入れるところは普段市民が使っている場所でもあるので、そういったところでは写真撮影は控えるか、撮影許可をもらいましょう。

他にも、敷地内には武器博物館お土産屋さんがあります。

武器博物館

私は国立武器博物館を見学したので、こちらは入りませんでした。

お土産屋さんは何軒もあるので、全て見て回ると1~2時間ぐらいかかるかもしれません。

クレムリン敷地内にあるお土産屋さん

ロシアの民芸品はもちろん、トゥーラ産のプリャーニキ、サモワールなどがありました。

プリャーニキ販売店に飾ってあったもの

 

クレムリン敷地内のお土産屋さんで購入したプリャーニキ

このサイズで1つ180ルーブル(約310円)です。トゥーラのプリャーニキは中にジャムが入っています。

プリャーニキで有名な会社はСтарая тула社とЯсная поляна社なので、是非この2つの会社が製造しているプリャーニキを買ってみてください。

スーパーでも売られているパッケージに入ったプリャーニキ

パッケージに入ったプリャーニキもありました。こちらは35ルーブル(約60円)です。

スーパーでも売られているので、プリャーニキを買いそびれてしまった方はスーパーで探してみるといいかもしれません。

トゥーラのクレムリンは敷地内の整備がしっかり行き届いて、とてもきれいです。

トゥーラのクレムリン(Музей «Тульский кремль»)に関する情報

住所:г. Тула, ул. Менделеевская, 2
電話番号: (4872) 31-25-38, 36-27-45
営業時間:10時~18時(月~木・日曜日)、10時~20時(金・土曜日)
休館日:最後の州の水曜日
料金:クレムリン敷地内は無料
武器博物館
営業時間:10時~18時(火・水・日曜日)、10時~21時(木・金・土曜日)
休館日:月曜日
※チケット売り場は営業時間1時間前まで

サモワール博物館(Музей “Тульские самовары”)

サモワール博物館

トゥーラのサモワール博物館は、1990年に開館後トゥーラ市で人気のある博物館の1つとなりました。

クレムリンの入り口のすぐ隣にあるので、すぐにわかります。サモワールを見たことがない方やいろんな形のサモワールを見てみたい方におすすめです。

2階建てのグレー色の建物が目印で、中に入るとすぐにチケット売り場があります。サモワールの展示場は2階です。

サモワールって?

falco / Pixabay

サモワールとは、ロシア式の湯沸かし器のことです。

ロシア語でсамовар と書くんですが、варит самという意味で直訳すると「自分で沸かす」になります。

昔は石炭や炭で水を沸かしていましたが、現在生産されているサモワールの多くは電熱式です。

知り合い宅のサモワール

館内の様子

展示場は2階にある1室のみで、あまり広くありません。館内ガイドなしであれば、30分ほどで見ることができます。

部屋に入ると、巨大なサモワールがお出迎え。

展示室に飾ってある巨大なサモワール

 

砂糖で作られたサモワール

 

白樺の木で作られたサモワール

 

一般的なサモワール

サモワール博物館(Музей “Тульские самовары”)に関する情報

公式サイト:https://museum-tula.ru/muzei/muzej-samovar/
住所:г. Тула, ул. Менделеевская, д. 8
電話番号:(4872) 31-23-33
営業時間:10時~18時(月~木・日曜日)、10時~20時(金・土曜日)
休館日:最後の週の水曜日
料金:大人250ルーブル、学生100ルーブル、16歳までの子どもは無料
※写真・ビデオ撮影代を含む。

まとめ

いかがでしたか?本日はトゥーラのおすすめ観光名所をご紹介しました。

トゥーラは町が大きくないので、すべて徒歩でまわれます。

また有名どころだけの見学であればモスクワから日帰り、もしくは1泊2日あれば十分観光できます。

是非、トゥ―ラに行ってみてくださいね。

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