日本でベリーといえば、ブルーベリーやラズベリー、クランベリーなどが思い浮かぶと思いますが、リンゴンベリーというベリーを知っていますか?
ロシアでは定番のベリーで、8~9月に収穫の時期を迎えます。そのまま冷凍保存したり、砂糖を加えて加工したり…と楽しみ方はさまざまですが、本日は、リンゴンベリー(コケモモ)のジャムをご紹介します。
【長期保存可】リンゴンベリー(コケモモ)のジャム
リンゴンベリー(コケモモ)って?
ロシア語でリンゴンベリー(コケモモ)はбрусникаと呼ばれています。クランベリーとよく似ていて、赤い実をしています。寒さに強いリンゴンべり―は、北欧を始めとするヨーロッパやロシア、カナダなどの寒冷地に自生しています。
リンゴンベリーは、ビタミンA、E、Cやマンガン、カリウム、カルシウム、リンなどのミネラルを豊富に含んでいて、近年ではスーパーフードとして注目を浴びつつあります。
リンゴンベリーは酸味と苦味が強く、生食には向いていないため、砂糖を加えジャムやコンポートにして食されることがほとんどです。
ただ、加熱処理をしてしまうと、貴重な栄養素を壊すことにもなってしまうため、そのまま冷凍してヨーグルトやシリアルのトッピングにしたり、スムージーにするほうが効率よく栄養を摂取できます。
材料
リンゴンベリー(コケモモ) 1㎏
砂糖 500g~
水 100ml
※砂糖の量は好みで調節してください。
作り方
1. 鍋に砂糖と水を入れ中火にかけます。シロップが焦げないようにときどき混ぜます。
2. シロップが沸騰したらリンゴンベリー(コケモモ)を入れよく混ぜます。
再度沸騰したら弱火にして、好みのかたさになるまで煮ます。
3. 煮沸消毒した瓶とふたに入れれば完成です。
まとめ
いかがでしたか。本日はリンゴンベリー(コケモモ)のジャムの作り方をご紹介しました。
我が家では長期保存するために加熱処理をしていますが、家庭によってはリンゴンベリーをブレンダーでピュレー状にし砂糖を加え冷蔵保存しているところもあります。
この方法だと栄養素は失われませんが、加熱処理をしない分長期保存はできないので、なるべく早めに食べる必要があります。
この時期はダーチャで収穫したものに冷凍庫・冷蔵庫を占領されるため、我が家では冷暗所で長期保存できるよう加熱処理をしています。できれば、そのまま冷凍保存して、砂糖と混ぜて食べるのが一番です。
ロシア料理に興味がある方にはこちらの本がおすすめです♪
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