本日ご紹介するのは、ロシアで子どもから大人まで幅広く愛されてるいちごのヴァレーニエ。
ヴァレーニエとは、簡単に言ってしまうと『果実の砂糖煮』のことです。ジャムとは異なり、果実がゴロゴロ入っているのが特徴です。
夏のダーチャで採れたいちごで作る自家製のヴァレーニエは格別です♪
本日は我が家で作っているレシピをご紹介します。是非作ってみてくださいね。
ロシア人直伝!!いちごのヴァレーニエ(果実の砂糖煮)
材料
・いちご 1㎏
・砂糖 700~800g
・レモン汁 適量(なくても可)
レモン汁を加えることで、ヴァレーニエがルビーのように色鮮やかにできます。無くても問題ありません。砂糖の量はお好みで調整してください。ちなみに、ロシアでは果実:砂糖=1:1が基本です。我が家は甘すぎるので砂糖は少し少な目にしてます。
作り方
1. いちごのヘタを取って洗い、砂糖をふりかけます。レモン汁を少々加えます。
いちごと砂糖を交互に加えていくのがコツです。
2. 一晩ほど置き、いちごから果汁が出てきたら弱火にかけ、時々静かにかき混ぜながらあくを取り、沸騰させます。ぷくぷくと泡が立ったら沸騰しているので、一旦火を止め冷まします。
ぐつぐつ煮てしまうといちごが煮崩れを起こすので気を付けてください。
3. 冷めたら2を繰り返します。家庭によって繰り返す回数は異なりますが、我が家では全部で4回、朝晩1回ずつ火にかけてます。
4. 殺菌消毒した乾いたビンに入れてふたをします。ふたの方を下にして置いて、常温で冷ませば完成です。冷暗所に保管しましょう。
ヨーグルトに入れたり、ブリヌイ(ロシア版パンケーキ)と一緒に食べたりするのがおすすめです。ブリヌイのレシピはロシア版クレープ「Блины」(ブリヌイ)を作ってみよう!をご覧ください。
まとめ
本日は、我が家で作っているいちごのヴァレーニエ(果実の砂糖煮)のレシピをご紹介しました。
最後になりましたが、リャザン(モスクワから南東約200kmに位置する町)でいちごが収穫時期を迎えるのは6月ごろです。
ダーチャで収穫した大量のいちごは、お腹いっぱいになるまで堪能したあと、食べきれない分は冷凍保存かヴァレーニエを作ります。
こうすることによって、一年中いちごを楽しむことができるようになります。
果実の栄養価やビタミンをそのままに閉じ込め冬まで保存できるヴァレーニエは、長い冬を越さねばならないロシア人が考え出した生活の知恵です。
ちなみに、いちごのヴァレーニエはロシア語でваренье из клубникиとかклубничное вареньеと呼ばれています。
是非作ってみてくださいね♪
それでは皆さん、
また次お会いしましょう!
Пока пока!
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