ヴァレーニエ(Варенье)は果実の砂糖(シロップ)煮のことで、ロシアではりんご、洋なし、さくらんぼ、ラズベリー、黒スグリ、などいろいろな果物をヴァレーニエにします。ジャムとは違い、果肉がごろっと入っているのが特徴です。
果実の栄養価やビタミンをそのままに閉じ込め長期保存ができるヴァレーニエは、長くて厳しい冬を越すためのロシア人が考え出した生活の知恵です。紅茶と一緒に食べてもいいし、アイスクリームやヨーグルトにかけておいしいヴァレーニエ。夏の収穫シーズンに作っておけば、1年中重宝する優れもの。
本日は我が家で作っているりんごのヴァレーニエの作り方をご紹介します!
材料は砂糖とりんごだけ!!ロシアンジャム「りんごのヴァレーニエ」を作ってみよう!
材料
りんご 1㎏
砂糖 600~800g
作り方
1. りんごを洗い、写真のように薄切りにします。
2. 鍋に果実と砂糖が層になるように入れ、からめます。しばらく(できれば一晩)おくと、りんごからたっぷりの水分が上がってきます。
3. 強火にかけ、沸いたらアクを取りながら5分煮ます。ときどきヘラで混ぜてください。
4. 5分経ったら火を消して、蓋をして完全に冷めるまでそのまま置きます。
5. 冷めたら3と4の工程を2回繰り返します。
6. 3回目は冷まさず熱いうちに保存瓶に入れ、蓋をして瓶を逆さにして置き、布を被せて脱気します。
まとめ
本日は我が家で作っているりんごのヴァレーニエの作り方をご紹介しました。りんごが収穫時期を迎える8月下旬ごろからは道端で売られているのをよく見かけます。この時期はバケツいっぱいに入ってるりんごが100〜200ルーブル(150~300円)で買えるし、いろんな種類のりんごに出会えたりするので、郊外へ行くときはいろんなりんごを買ってます。
りんごと砂糖があれば簡単にできるので、ぜひ作ってみてくださいね!
ロシア料理に興味がある方におすすめの書籍です♪
それでは皆さん、
また次お会いしましょう!
Пока пока!
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