旅行者必見!ロシアトイレ事情:何が違う?気をつけるべき点は?

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ロシア人に限らず、日本を旅行する外国人観光客は日本のトイレ事情に感激しますよね。

トイレは無料、便座はあったかいし、乙姫やウォシュレットなんかもある。

おまけに、トイレットペーパーは予備まできれーいに積まれてます。

海外だったら「持って行って」って言ってるようなもの。

 

そして、何よりも公共の施設にも関わらずとにかくきれいで清潔なのがすごい。

世界一のトイレと称賛されるのも納得です。

日本人の誇りですね。

 

でも、海外を旅行しようと思ってる日本人は、反対に渡航先のトイレ事情には気をけなければなりません。

何も知らないで公共のお手洗いを使った日には、カルチャーショックを受けること間違いなし。

 

本日は、ロシアのトイレ事情を私の体験をもとにご紹介していきたいと思います。

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トイレは有料?無料?

Sueblimely / Pixabay

空港・ショッピングセンター・ガソリンスタンドは無料

空港、ショッピングセンターとガソリンスタンドは無料です。

また、有料で利用する施設(飲食店、博物館、美術館など)も基本的には無料です。

空港、ショッピングセンターは清掃員がしっかり掃除もしてくれているので、比較的きれいで清潔です。

衛生面で不安な方はなるべく空港やショッピングセンターのお手洗いを利用するといいかもしれません。

 

ツアーなどでバス移動がある場合、ガソリンスタンドで休憩をとることがあると思いますが、店内を利用しなくてもお手洗いは使うことができます。

 

ただし、ガソリンスタンドのお手洗いは汚いことが多いです。

無料なので文句は言えませんが…。

有料トイレの料金は?

場所によって大分異なりますが、モスクワであれば1回あたり50ルーブル(100円)ぐらいかかると思います。

 

ちなみに、私が住んでいるリャザン州では10~20ルーブル(20~40円)ほどです。

有料トイレで、清掃員が常駐していればお金を払った際にトイレットペーパーをもらうことができます。

 

何よりも、清掃員がいるので頻繁に掃除してくれるため、清潔です。

有料仮設トイレはオススメしません

モスクワを歩いていると、仮設トイレをチラホラ見かける機会があると思います。

…が、絶対にオススメしません。

 

有料な上に汚いし、トイレットペーパーもないことがほとんど。

ロシア人もまず利用しません。

 

それだったら、マックなどのファーストフード店に駆け込んで50ルーブルのハンバーガーを注文してお手洗いを利用したほうが断然いいです。

トイレを使用するときに気をつけること

便座に腰掛けない

ロシアのトイレは洋式です。

洋式だから、思わず日本のように腰掛けたくなりますよね。

でも、ロシア人は自宅のトイレ以外は絶対に腰掛けません。

 

なぜか?

答えは単純…衛生面が不安だから。

他人が用を足したところに座って、何か移されたら…と考える人が多いようです。

 

そのため、空気椅子方式でギリギリまで便座に近寄ってから、用を足します。

うまく狙いを定められないと、便座が汚れてしまいます。

 

ロシア人はそういったトイレ事情を知っているので、誰も座って用を足そうとはしません。

私もロシアに来てからは、絶対に座りません。

 

空港やショッピングセンターは定期的に清掃しているので、そこまで不衛生な印象を受けませんが、ヒドイところは目も当てられないぐらい汚いので、お気をつけください。

場所によっては便座がない

基本的に公共の場のお手洗いは便座に腰掛けないため、便座がないところもチラホラ。

ロシアでは珍しくありません。

便座があると逆に不衛生なこともあります。

ということで、便座がなくてもあまり驚かないでくださいね。

トイレットペーパー、汚物はトイレ横の専用ゴミ箱へ

ロシアではトイレットペーパーは流さず、トイレ横に設置してある専用のごみ箱に捨てます。

これはトイレを詰まらせないためです。

 

トイレ横のゴミ箱=汚物入れ専用ではないのでご注意を。

 

なお、筆者は何度かそのことを忘れてトイレに流したことがありますが、トイレットペーパーは流れませんでした。

携帯したほうが何かと便利なもの

(ウェット)ティッシュは必ず携帯しましょう

ロシアのお手洗いは、無料だとトイレットペーパーが設置されていない…なんてことがよくあります。

そのため、ロシアではほとんどの女性がウェットティッシュをカバンに入れています。

 

スーパーの自社ブランドなどであれば、15枚入り10ルーブル(約20円)ほどで購入できるので、ちょっと手を拭きたいときにも使える便利アイテムです。

ロシアに来たら是非購入しておくことをオススメします。

 

なお、ウェットティッシュはロシア語で「влажные салфетки」(ヴラージュヌィエ サルフェートキ)と言います。

 

なお、私はウェットティッシュがないときは、トイレットペーパーを携帯してます。

ルーブル硬貨は常に持ち歩こう

ロシアではおつりがたくさん出る場合、受け取りを拒否される場合があります。

こちらはお客さんなんですが、そんなことロシア人相手には通用しません。

 

そのため、なるべくおつりのでないように硬貨を用意しておきましょう。

お手洗いに限らず、いろいろな場面で役に立つこと間違いなしです。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

ロシアのトイレはお世辞にもきれいとは言えません。そのため、公共のお手洗いを使うときは、比較的衛生面で安心できる場所を選ばなければなりません。

 

ショッピングセンターやレストラン、美術館・博物館へ行ったときは、なるべくお手洗いにも行っておいたほうがいいかもしれません。

現に私は無料で、かつきれいなお手洗いがあれば、なるべく行くように心がけています。

 

ロシアへ行かれる方も、ロシアのトイレ事情を念頭に入れた上で行動されることをオススメします。

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