【ロシアで妊娠&出産⑪】妊娠中期、胎児スクリーニング&ドップラー検査を受けに周産期母子医療センターへ

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月曜日に「ハイリスク妊娠」で周産期母子医療センターの妊婦健診を受診してきたんですが、追加で妊娠中期胎児スクリーニング検査とドップラー検査をオーダーされ、昨日また周産期母子医療センターに行ってきました。

今回はそのときのお話です。

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【ロシアで妊娠&出産⑪】妊娠中期、胎児スクリーニング検査を受けに周産期母子医療センターへ

前回私がお世話になっている産院で受けた妊娠中期胎児スクリーニングは妊娠20週のときだったんですが、知り合いの超音波検査士に結果を見せたところ、検査内容が不十分だということで、妊娠22週に知り合いが働いている民間のクリニックで再度妊娠中期胎児スクリーニングを受けに行ってきました。

そして、今週の月曜日「ハイリスク妊娠」で周産期母子医療センターへ妊婦健診を受けに行ってきたんですが、そこでも追加で胎児スクリーニングとドップラー検査をすることに。昨日、9時に予約が取れたので受けに行ってきました。

ロシアでは胎児スクリーニング検査は基本、妊娠初期・中期・後期の全3回なんですが、双胎妊娠となると頻度が上がるようです。

センターの様子

今回少し時間に余裕があったので、センター内を写真に収めて来たので少し内部をご紹介します。

まずは受付から。

受付

まずは受付です。受付で手続きを済ませたら、左のスマフォいじってるお姉さんに検温してもらい中へ入ることができます。今はコロナ禍なので、付き添いの方はこのホールで待つことになります。

仕事中にスマフォは当たり前(笑)見慣れた光景です。

中へはいると診察室がズラリ。国立の医療機関ですが、とても清潔ですし、壊れている箇所もありません(古い建物だとあちこち壊れてます・苦笑)。

診察室

…と思ったら、お手洗いはロシアンクオリティ(笑)トイレットペーパーは流せないので、汚物入れに捨てることになってるんですが、まぁ…溢れてる溢れてる。清掃員どこ行った?(笑)

お手洗い

私が通っている2番の産院は常に清掃員が掃除してくれているので、汚物入れが↑になってるところは見たことがありません。見慣れた光景ですが、医療機関なんだから、もう少し清掃ぐらい徹底してほしいというのが本音です(苦笑)

そして、こちらが私が今回お世話になった超音波検査室。

超音波検査室

超音波検査室が3つあったんですが、幸い担当する検査士の名前がドアに貼ってあったので迷いませんでした。

中期胎児スクリーニング&ドップラー検査

経腟&経腹エコーでした。息子のときは妊娠中期ごろからは経腹エコーだけだったんですが、今回は子宮頚管にポリープの疑いと、子宮頚管長を測定するために毎回経腟エコーもあります。

まだ妊娠25週に入ったばかりですが、経腟エコーだと大きくなったお腹が邪魔して、ズボンを脱ぐのも履くもの一苦労。おまけに冬だから、重ね着してるし(苦笑)それだけじゃありません。診察台の上に仰向けになるのもつらいし、起き上がるときは腰が痛くてすぐには起き上がれないという…。1人で「イテテ…」とか「よっこいしょ」なんて言いながら、動いてます(苦笑)

中期胎児スクリーニング

女の子は頭位のまま、男の子は前回頭位だったんですが、今回は骨盤位でした。妊娠22週の胎児スクリーニング検査では女の子が440g、男の子が460gだったんですが、今回は720gと770gでした。少し差が開いてきていますが二人とも週相当に育っているとのことで、今の段階では心配はないとのことでした。

せっかくなので、ロシア語を勉強しながらスクリーニング検査の結果を見ていきましょう。

Измеряемый параметр Фотометрия 1 плода(女の子) Фотометрия 2 плода(男の子)
БПР(бипариетальный размер головки)/ 児頭大横径(BPD) 63 64
ЛЗР(лобно-затылочный размер) / 児頭前後径(OFD) 80 78
ОГ(окружность головки)/頭囲(HC) 225 230
ОЖ(окружность живота)/腹囲(AC) 190 199
длина бедренной кости/大腿骨長(FL) 46 46
Длина плечевой кости/上腕骨長(HL) 43 45

※単位は㎜

日本語でも難しいですね~(汗)なお、前回の胎児スクリーニングのときに33㎜だった子宮頚管長は、さらに回復し39㎜になってました。もちろん誤差はあると思いますが、それでもうれしかったです。

マタニティベルトをしてから子宮頚管長が回復してきてるので、やっぱりお腹をサポートするのは大切なんですね~。ちなみに、今はこれがないと生活できません(汗)

このほか、内臓を含む全身、頭、首、背中、お尻、腕や脚、手足、胸部や腹部、胃や腸、心臓や肺など、外見上や構造、機能も見てもらいましたが、こちらも異常なし。

ドップラー検査

ドップラー検査(доплерометрия)は、胎児と母親の子宮の血管内の血流を検査する超音波診断の一種です。こちらも異常はありませんでした。

ちなみに、今回もエコー画像は見せてもらえず、写真ももらえませんでした(泣)前回息子を妊娠したときは、けっこうな割合でエコー写真もらえたんですけどね~。印刷紙の節約でもしてるのかな?(苦笑)まぁ、一番大切なのは検査だし、一人一人にエコー写真渡してたら経費かかるだろうし、こればっかりは無料で医療が受けられるんだからしょうがないですね。私も国立の大学で働いている身(今は育休中ですが)なので、その辺は諦めてます。

検査結果を渡しに産婦人科医のところへ

胎児スクリーニング&ドップラー検査は9時、9時20分に妊婦健診の予約を取っていたんですが、妊婦健診で40分ぐらい待たされました。胎児スクリーニング検査は時間通りだったんですけどね(笑)

さて、先日受診したときはかなり感じが悪かった先生ですが、今回は普通でした(苦笑)これもロシアあるある。女性は機嫌がいいときと悪いときと、態度にはっきり現れるのでわかりやすいです。前回はたまたま機嫌が悪かった日に当たったのかな。女性は気分で態度がガラッと変わるので、男性に対応してもらったほうが私はやりやすいんですが、ロシアは共働きが当たり前だし、重労働は男性が、デスクワークは女性が従事しているため、まぁ…なかなかこういった場面では男性に巡り合えませんね(リャザンだけかもしれないけど)。

胎児スクリーニング&ドップラー検査の結果を渡し、異常がないとのことで、今後も2番の産院で妊婦検査を受け、経過が良ければ32週に入った段階でまた周産期母子医療センターを受診するように言われました。

問題は周産期母子医療センターで出産するか否か…ですね。この日は管理入院中の妊婦さんたちをけっこう見かけたので、どういう気持ちで入院してるんだろう…と思ってしまいました。

最後に

月曜日は妊婦健診、水曜日は検査のために周産期母子医療センターを受診しけっこう疲れました(苦笑)片道18㎞もあるので、滞在時間も含めると半日は潰れます。今回もタクシーを利用したんですが、朝早い時間帯だったからなのか片道460ルーブル(≒690円)もしました(苦笑)往復で約1000ルーブル。さすがにこれは痛かった(笑)でも、今回は比較的快適な移動でした。というのも、行きは親切な運転手さん、帰りはおしゃべりな運転手さんだったから(ふつうは無口な人が多く、挨拶ぐらいしかしない)。行きはタクシーを降りるときに手伝おうとしてくれましたし、帰りは世間話をして盛り上がりました。二人とも40~50代ぐらいだったな~。やっぱり、そのくらいの年代の方のほうが、妊婦さんにやさしいような気がします(若い方でも優しい人はたくさんいますが、減ってきている気がします)。

さて、次の妊婦健診は3月上旬です。妊娠28週のときに受診します。いよいよ産休手続きです。

今月は年に一度の居住確認通知もしなければいけないので(しかも今回は移民局へ行かないといけない)、ちょっと慌ただしいですが動けるうちにさっさとやってしまおうと思います。

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