【ロシア妊娠出産記】妊娠発覚までの道のり~稽留流産を乗り越えて~

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いつもロシアライフをご覧いただき、ありがとうございます。

私事ですが、2019年4月に第一子の妊娠が発覚し、現在ようやく安定期を迎えるまでに至りました。

ここまでたどり着くのにいろいろあったので、無事出産に至るまでブログ記事にするのは控えようと思っていたのですが、私のロシアでの妊娠・出産経験が「1人でも多くの人の役に立てればいいな」という想いから、妊娠出産記としてブログ内で紹介していくことにしました。

そこで、本日は妊娠発覚から現在までの経緯をご紹介しようと思います。

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【ロシア妊娠出産記】妊娠発覚までの道のり~繋留流産を乗り越えて~

これまでの妊活の経緯

これまでの妊活経緯を表にしてみました。

2015年3月ロシア人男性と結婚
2015年9月~2018年2月大学院(修士課程)
2018年2月~妊活開始
2018年11月陽性反応
2018年12月妊娠7週で稽留流産
2019年4月陽性反応
2019年9月~産休取得
2020年1月出産予定

私が夫と結婚したのは、2015年3月、そして妊活を始めたのは私が勤務先の大学院で修士課程を修了した2018年2月からでした。

このとき私は33歳、夫は30歳でした。

実は私は妊活開始後半年で一度繋留流産を経験しています。初めての妊娠で初期流産を経験、精神的に追い込まれました。

その後、再度無事妊娠しましたが、繋留流産の一件もあったので安定期に入った現在も何かと心配ごとがたえません。

妊活を開始する半年前に産婦人科へ

妊活を始めたのは2018年2月からでしたが、その半年前から産婦人科へ通い始めました。

当時仕事と修士の勉強でとにかく忙しい毎日を送っていたため、何か問題があれば事前に治療をしておこうと思っていたのと、妊娠したら通うことになる国立産婦人科病院での担当医を決めておきたかったということもありました。

幸い、知り合いの知り合いが私が現在お世話になっている病院に勤めていたので、事情を説明し院内で評判のいい先生を紹介してもらうことに成功。

ロシアはコネ社会だと痛感した瞬間(苦笑)

検査結果は特に異常なく、妊活を始めるなら葉酸サプリを摂取するようにとの指示を受けました。

Фолиевая кислота(葉酸)

こちらは私が飲んでいる葉酸サプリ。ロシアではメジャーなサプリのようで、日本に住んでいるロシア人夫婦も、奥さんが妊娠中にこの葉酸サプリを摂取していたそうです。

こちらの葉酸サプリですが、1錠当たり400μgの葉酸が含まれています。30錠入りで約150ルーブル(約240円)ほど。

毎日1錠ずつ摂取するので、1ヵ月に1箱という計算になります。

妊娠が発覚

妊活開始から約半年後の11月中旬、無事私の妊娠が発覚。

自宅で妊娠検査薬を使い、陽性反応が出たのですぐに産婦人科を受診、エコー検査の結果妊娠4週だと判明しました。担当医の指示で翌週もエコー検査をしましたが、このときも順調だということで特に問題はありませんでした。

妊娠超初期から重いつわり

私の場合、妊娠超初期からつわりの症状がひどく、水も食べ物も全く受け付けませんでした。飲まず食わずだったため、当たり前ですが立っているのもやっとという状態。しかし、仕事があったので休むこともままならず、フラフラした状態で片道約40~1時間かかる大学まで通っていました。

そして、5週目のエコー検査が終わった週の土曜日に事件は起こりました。

この日、私はいつも通りつわりを我慢し大学へ行きました。しかし、授業が終わったと同時に急激に体調が悪化。

フラフラしながらも何とか帰宅し安静にしていたのですが、体調はさらに悪化。

夕方ごろには発熱…あっという間に38.1℃まで上がり、さらに背中と腰に激しい痛みまで出てくる始末。

ただ事ではないと思った私は、仕事中だった夫に連絡しました。

土曜日だったこともあり病院には行けなかったのですが、担当医を紹介してくれた方の電話番号があったので、彼女にすぐに連絡。事情を聞いた彼女は、休みの日にも関わらず担当医に連絡を取ってくれて、とりあえず38.5℃まで熱が上がるようだったら、парацетамол(解熱剤)1錠を半分に割って飲むようにと指示を受けました。

この日熱は全く下がらず、背中と腰の痛みも全く引きませんでしたが、解熱剤を使いたくなかった私はそのまま耐えることに。

翌日も38.0℃の熱があったのですが、背中と腰の痛みは大分和らぎました。

この日は日曜日だったので、自宅で一日ゆっくり休み、月曜日からは通常通り出勤しました。

発熱後、つわりが軽く…?

発熱の一件以来、数日はつわりがあったのですが、何となく日に日に軽くなっていることに気付いた私。

つわりが軽くなってきてるんだけど、大丈夫だよね…?

一抹の不安を覚えつつも、次の妊婦検診まではまだ日にちがありました。

毎日悶々とするものの、

12週までの流産は防ぎようがないので、普段通りの生活をしてください。

と言われていたため、7週の妊婦検診まで待つことにしました。

妊娠7週目で稽留流産

そして、待ちに待った妊婦検診の日。朝9時半に産婦人科を受診し、前回と同様に内診とエコー検査が行われました。

…が、先生の顔が険しい。

不安な気持ちで待っている私を見ると、担当医から一言。

稽留流産です。ここでは処置できないので、紹介状を持って速やかに別の病院へ行ってください

青天の霹靂とはまさにこのことでした。

私も夫もまったく状況を呑み込めていなかったのですが、とにかくすぐに別の病院へ行く必要があるということだったので、紹介状を手に急いで別の病院へ。

入院手続きを無事済ませ、翌日から入院、そして翌々日に掻爬手術が行われました。日本では日帰りで掻爬手術が行われると聞いていたので、私もすぐに帰れると思っていたのですが、術後1週間ほどしっかり入院しました。

こちらに関して書き始めると長くなってしまうので、また別の記事で詳しくご紹介しようと思います。

 

2019年4月 2度目の妊娠発覚

稽留流産後、ダメージを受けた身体を少しでも早く回復させるために、医師に勧められるままリハビリに通った私。

3月にリハビリが終了し経過も順調だということだったので、妊活再開の許可が下りました。そして、リハビリが終了した翌月に見事2回目の陽性反応が出ました。

2019年9月~ 産休取得

ロシアでは出産予定日の70日前から産休を取得することができます。

私の場合、10月21日から産休に入る予定だったのですが、8月に切迫流産の診断を受け1週間ほど通い入院を経験したため、大事を取って新学期が始まると同時に産休をもらいました。

現在、経過は順調だということでホッとしていますが、まだまだ何が起こるかはわからないので毎日ビクビクしている日々です。

予定日は1月7日…妊婦生活も折り返し地点です。

まとめ

本日は、ロシア妊娠出産記ということで、妊娠発覚までの道のりをダイジェストにお届けしました。

この1年間で稽留流産で1週間入院し、8月には切迫流産気味と診断され、1週間通い入院もしました。

正直、このまま無事出産まで行けるのか本当に心配で心配で仕方がありませんが、こればかりは赤ちゃんを信じるしかありません。

近いうちに稽留流産、通い入院についてご紹介する予定なので、これからロシアで妊娠・出産を考えている方のお役に立てればと思っています。

 

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