【ロシアで4人目妊娠&出産記⑤】2回目の妊婦健診へ(妊娠15週)

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11月22日に2回目の妊婦健診に行ってきました。

前回の記事で、11月18(土)に2回目の妊婦健診があると言いましたが、結論から言ってしまうと、担当医が急に休みを取ってしまい健診に行けませんでした。

健診前日に産院から電話があったそうなんですが、私は基本知らない電話は取らないようにしているので、それが産院からの電話だったとも露知らず、当日30分待った挙句、受付で担当医が来ないことを知るという…(苦笑)

夫以外から電話かかってくることがないので、知らない番号は知らんぷり(ほぼスパムなので)していたんですが、ちゃんと出たほうがいいですね(苦笑)

受付の人にほかの日が空いてないか確認してもらい、22日の17時に空きがあるということで、即予約入れてもらいました。人気のある産婦人科医って本当に予約取るのが大変。たまたま空きがあったからよかったんですが、最悪「予約なしで来い(=живая очередьで)」ということになりかねなかったので、空きがあって本当に良かったです。

予約なしとか、絶対にイヤ。本当にラッキーでした…。

ということで、今回は2回目の妊婦健診についての記事です。

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【ロシアで4人目妊娠&出産記⑤】2回目の妊婦健診へ

予約は17時だったので、夫には15時に会社を早退してもらい、長男を迎えに行ってもらってから自宅へ。16時前に帰ってきたので、そのあと入れ替えですぐに産院へ。リャザンは今週から本格的に雪が降り始め、雪道に慣れていない私はこの日少しだけテンパってました(苦笑)運転歴は日本とロシア合わせて20年ほどあるんですけどね…。車がスリップして、昨日はあっちこっちで事故渋滞起こしてたので、普段なら自宅から産院まで45分ほどで行けるんですが、1時間弱かかりました。ギリギリ予約の5分前に到着。

タクシー使う手もあったんですが、片道1000ルーブル(≒1600円)だったので、諦めました(苦笑)。

妊婦健診

夕方はあまり混んでいないのか、待合室には数人の女性のみしかいませんでした。午前中はけっこう込み合ってるんですけどね。私が診察室に到着したときは、ちょうど私の前の予約の人(16時45分)が診察中でした。少し待っていると女性が出てきたので私が入ろうとすると、ちょっと離れたところに座っていた女性が立ち上がり「あなた、予約の時間は?」と聞いてきたので、自分の予約した時間を話すと相手は、「あぁ、じゃあ私より先ね」と言って座りなおしました。そちらの女性はどうやら17時15分からだったようです。

先生が次は誰なのか呼んでくれたらいいんですけどね。予約しても、毎回「誰が何時の予約で私が誰のあとに診察」なのか自分で確認しなくちゃいけないので、面倒です。

まずは検査祭りの結果

今月はもろもろの検査やら検診で3日潰れましたが、心電図以外すべて結果はクリア。心電図は結果があまりよくなかったので、11月30日に循環器科を受診することになりました。

前回双子の妊娠時も引っかかって、弁膜逸脱症(ロシア語でПМК)と診断されているので、多分今回もそれで引っかかってるんだと思います。

心配していた出生前診断ですが「陰性」でした。

出生前診断の詳細

出生前診断の結果を載せておきます。

下のほうに21、18、13トリソミーの結果が出ています。見にくいかもしれないので、拡大します。

左側のбазовый рискは母体年齢と染色体異常検出率で、右側が私の結果です。前回双子のときはなかったんですが、ダウン症の結果の下に3つ検査項目が増えています。ロシア語を日本語に訳すと、

1. 妊娠34週までの子癇前症発症率

2. 妊娠37週までに胎児の発育が遅れる確率

3. 妊娠34週までの早産の確率

となります。母体の年齢が38歳なので、検査項目が増えているのかな?ОМСを持っていればすべて無料です。日本だったらいくらかかるんだろう?

今妊娠15週ですが、妊娠に関わる医療行為は個人的に受けたエコー検査(800ルーブル)のみ有料、あとはサプリと薬、妊娠線予防クリームが自費です。デュファストン20錠入りを3箱(1箱800ルーブル)、エレビット30日分を2箱(1箱1000ルーブル)、妊娠線予防クリーム1本(500ルーブル)を購入してます。

薬とかサプリは結構高いんですが、医療行為自体は無料なので、妊娠期間中にお金の面で困ったことはありません。

体重、血圧、子宮などの測定

検査結果の後は、体重・血圧測定。体重は前回から+300g。血圧は110/60でした。私はつわりに関係なくちょっとでも食べると胃に不快感が出るため、妊娠中は基本食べられなくなります。第一子出産は妊娠37週で妊娠前の+5㎏だったので、今回もそれぐらいを目標に。栄養は足りない分はエレビットで補います。

もともとあまり食べないので胃が多くないのと、少しずつ大きくなってくる子宮の影響で胃が圧迫されて、少しでも何か口にすると胃が気持ち悪くなってしまい、マーライオンと化します(これが37週の帝王切開までずーっと)。もともと食べることにあまり興味はないんですが、それでもけっこう辛い…。

日本でもエレビット売ってますよね。ロシアでは、妊娠初期用と、中期・後期用に2種類のサプリがあるんですが、日本も同じかな?

現在服用中のデュファストン

1回目の妊婦健診の時に茶おりで引っかかり、朝晩1錠ずつデュファストンを服用していましたが、今回の妊婦健診で少しずつ減らすよう指示をもらいました。今までは朝晩1錠ずつでしたが、まず夕方飲む分を1/2錠にして3日間、その後朝晩1/2錠にしてさらに3日間、あとは残った錠剤を1日1回1/2ずつ飲んで、薬がなくなったら服用を止めていいとのことでした。

ちなみに、先生は私がデュファストンを服用していたことを忘れていた様子。私がデュファストンについて質問しなかったらそのまま服用することになってました。要らない薬買ってるほどお金に余裕はないwww(笑)

胎児超音波心音計ポケットドップラー

日本でも市販されているあの携帯型のドップラー。ロシアではエコー検査は3回がスタンダード(初期・中期・後期)なので、エコー検査がないときは、ドップラーを使って胎児の心音チェックします。ちなみに、ネットショップで購入できます。Допплер для беременныхで検索できるかな。OZONで1000ルーブル(≒1600ルーブル)から。

私は稽留流産した経験があるので、第一子・双子妊娠中はこちらのポケットドップラーを使って胎児の心拍を確認してました。当時はネットショップだと高かったので、AliExpressで購入してました。配達に1カ月ほどかかったのをよく覚えてます(笑)

3回目の妊婦健診までに受ける検査

循環器科受診

11月30日18時40分に予約を取ってもらいました。当日は整理券と産院で図った心電図の結果を持って、産院近くにあるкардиодиспансерに行きます。給水シート(ペットシート)とバヒール必須。

正直行きたくない。今の時期は風邪が流行り始めるため、院内は咳、くしゃみをしてる患者さんが大勢います。無料だけど、有料クリニックで循環器科を受診しようか考え中…。風邪移されたら大変ですからね。

血液検査

生化学血液検査(биохимический анализ крови)です。指先からの採血になります。12月18日8時4分に産院で採血があります。

尿検査

血液検査を受ける日の朝に採尿し、提出します。

エコー検査

12月22日17時30分に産院で妊娠中期のスクリーニングを受けます。エコー検査後そのまま3回目の妊婦健診になります。健診は18時半予約ですが、エコー検査が終わり次第、待合室で待ってろとのこと。

循環器科の受診で1日、血液・尿検査で1日、そしてエコー検査&3回目の妊婦健診で1日。夫にはまた3日間半休取ってもらうことになりますね…(激務で大変なのに)。

まとめ

ということで、2回目の妊婦健診無事に終わりました。心電図の結果はよくなかったのですが、双子妊娠時も引っかかっていて、循環器科を受診してます。その時心エコーしてもらい、弁膜逸脱症という診断が下りているので、今回も同じ診断かな?まぁ、循環器科の先生には「年に1度は心エコーしてね」と言われていたので、ちょうどよかったかな。次回の妊婦健診は1か月後です。検査項目も少なくなってきたので、少しは落ちつけそうです。

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