カラントは、フサスグリとも呼ばれヨーロッパ原産です。花は房状に咲き、果実はぶどう状になります。
レッドカラントは酸味・エグミが強く、ペクチン質を多く含みます。果実酒、砂糖漬け、ジャム、ソースなどの食べ方がありますが、
本日はロシア夏の定番、レッドカラントのジャム(ジュレ)をご紹介します。
【ロシア料理】夏の定番:レッドカラントジャムを作ろう!

RitaE / Pixabay
レッドカラント(アカスグリ)ジャムは、ロシア語でжеле из красной смородиныと呼ばれています。
ペクチンがとっても豊富なので、砂糖と一緒に煮詰めるとゼリーのように固まるため、ロシア語ではジャムとは言わずジュレなんだとか。
太陽の光を目一杯浴びたレッドカラント。熟すとルビーのようにキラキラして、とってもきれいです。
材料
レッドカラント(アカスグリ) 500g
砂糖 500g
※ロシアではジャムは基本果実:砂糖=1:1の割合となっていますが、かなり甘くなるのでお好みで砂糖の量は調整してください。
下準備
・レッドカラント(アカスグリ)をよく洗っておく。
作り方
1. 鍋にレッドカラント(アカスグリ)と砂糖を入れ、軽く混ぜます。
2. 10分ほど放置すると、レッドカラント(アカスグリ)から下の写真のように水分が出てきます。
3. 強火にかけて、タイマーを8分にセットします。この8分間は目を離さないようにしてください。
焦げないようにときどき混ぜます。
4. 3~4分経つと少しずつ沸騰してきます。
5. 沸騰すると下の写真のように泡が一気に出てくるので、吹きこぼれないようにしっかり混ぜます。
6. 8分経ったら火を止めます。
7. 裏ごしをして、種と皮を取り除きます。
8. 煮沸消毒した瓶にジャム(ジュレ)を入れて半日ほどそのままにしておきます。
すると、表面がゼリー状に固まります。
9. 蓋をして完成!!
まとめ
いかがでしたか。
できたジャム(ジュレ)はパンに塗ったり、プレーンヨーグルトに加えたり、お菓子を作るときに使ったり…といろんな場面で活躍してくれます。砂糖の量が多いので、長期保存も可能です。必ず、瓶とふたを煮沸消毒してくださいね。
また次お会いしましょう!
Пока пока!
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