【ロシア料理】野菜たっぷり温かほっこり「チキンスープ」(куриный суп с вермишелью)

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ロシア料理といえば、まず最初にビーツの深紅の色がきれいなボルシチを思い浮かべる方が多いかと思います。

でも、実は冬が寒いロシアでは、ボルシチ以外にも体の温まるスープがたーっくさんあるんです。

本日ご紹介するのは、骨付きの鶏肉をじっくり煮込んで作る「チキンスープ」。

栄養満点で、しかも胃にやさしい。食べると体がポカポカするので、風邪を引いたときによく作られます。

鶏肉と野菜のうまみがギュッと凝縮されているので、一口食べたら虜になること間違いなし!

それでは、作り方を見ていきましょう!

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【ロシア料理】野菜たっぷり温かほっこり「チキンスープ」(куриный суп с вермишелью)

材料

水 2ℓ

骨付きの鶏肉 500g

じゃがいも 250g

バーミセリ 100g

たまねぎ 120g

にんじん 100g

塩・こしょう お好みで

ローリエ お好みで

ディル・パセリ お好みで

ディルやパセリなどの香味野菜を入れたほうが風味が断然よくなります。

バーミセリとは?

イタリアのパスタのひとつです。棒状でスパゲッティより細いもの(断面の直径が1.2ミリ以下)を指します。ビーフンのように炒めたり、スープに入れてにゅうめんのように食べます。

チキンスープには必ずと言っていいほど、バーミセリを入れます!!

アマゾンでも取り扱いがあるので、チキンスープ作ってみる方は是非購入してみてください。

必要な道具

・4面スライサー

作り方

1. スープを作ります。鍋に骨付きの鶏肉、水2ℓを入れ強火にかけます。沸騰したら弱火にし、灰汁を丁寧にとって
1時間ほどじっくり煮込みます。

美味しいお肉を食べたい方は、沸騰したらすぐに塩・こしょうを入れましょう。透き通ったスープを作りたい場合は、スープができてから味付けします。スープを煮込んでる最中は蓋をしないほうがきれいな色のスープが出来上がります。

塩の目安は小さじ1杯弱、こしょうは粒こしょうがあれば、5粒くらいを目安に入れましょう。味の調整はあとでもできるので、塩は入れすぎないようにしましょう!しょっぱいスープができちゃいます(経験済み・笑)

2. スープを作っている間に、野菜を切ります。玉ねぎはあらみじん切り、じゃがいもは1口サイズ、そしてにんじんは4面スライサーの広千切りでおろします。

3. フライパンにサラダ油をひき、たまねぎが飴色になるまで炒めます。

4. 3ににんじんを加えさらに炒めます。

5. 3にバーミセリを入れて、きつね色になるまで炒めます。

バーミセリを炒めると、スープに入れたあとも水分をあまり吸いません。まぁ、食べる前にバーミセリを入れて温めればいい話なんですが、夫がこの作業をめんどくさがるので我が家は先に入れちゃってます。

6. チキンスープができたら、スープを濾します。鶏肉はあとでスープに戻すので、冷ましておきましょう。

我が家はここでローリエ2枚、塩小さじ1杯弱、粒こしょうを5粒入れました。

7. チキンスープを火にかけ、じゃがいもを入れます。

8. じゃがいもが柔らかくなったら、5と鶏肉を手で細かくしながら入れます。

9. 塩・こしょうで味を調整し、パセリやディルを散らしたら完成です。冷蔵庫で2~3日ぐらい日持ちします。

この日はディルとパセリを切らしていたので、ネギを散らしました(笑)緑色があったほうがやっぱりきれいですね。

ちなみに、2日目のチキンスープはこちら↓

事前に火を通すことで水を吸うのを防いでくれてますね。

まぁ…、バーミセリはめちゃくちゃ柔らかくなってますが(笑)

気になる方は、バーミセリはスープを温める際に入れてくださいね。

まとめ

本日はロシアの家庭料理「チキンスープ」をご紹介しました。

ロシアは本当にスープの種類が豊富です。やっぱり、冬が長いと体を温めてくれる料理は欠かせないですよね。

なお、当ブログではボルシチシーの作り方も公開しているので、興味がある方は是非見てくださいね。

 

ロシア料理に興味がある方におすすめの書籍です♪

それでは皆さん、
また次お会いしましょう!
Пока пока!

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