みなさんは、「ペリメニ」と呼ばれるロシアの家庭料理をご存じでしょうか。
簡単に言ってしまうと、「ペリメニ」はロシア版水餃子。見た目は日本の水餃子によく似ていて、ロシアの家庭では必ずと言っていいほど冷凍庫に常備してある定番中の定番料理です。
小麦粉、塩、たまご、水、サラダ油で作った皮に、ひき肉、すりおろしたたまねぎやにんにくを加えた餡を包みます。
たっぷりのお湯で茹でて、スメタナ(ロシアのサワークリーム)で食べるのが一般的です。
本日は、ロシアの家庭料理「ペリメニ」をご紹介します。
【ロシア料理】これぞ本場の味!ロシアの水餃子「ペリメニ」
ペリメニの由来
ボルシチも実はウクライナの家庭料理なんですよね。
材料(約150個分)
【生地】
・小麦粉 300g
・強力粉 300g
・塩 小1
・お湯 190ml
・植物油 60ml
【具】
合いびき肉 600g
玉ねぎ 中2コ
にんにく 3~4片
水 70ml
塩 小1
こしょう 小1
挽き肉は好みに合わせて好きなものを使ってください。我が家はたまたま豚と鶏ひき肉しかなかったので、それを合わせて使いました(笑)
道具
・ペリメニ用の型
ひとつずつ手で包んでいくこともできますが、途方もなく時間がかかってしまうので、我が家ではペリメニ専用の型を使ってます。アマゾンでも購入できるようです。
準備
・小麦粉と強力粉は混ぜ合わせ、ふるいにかけて500gと100gに分けておきます。
作り方
1. まず、皮を作ります。小麦粉と強力粉500gが入ったボウルにたまご2コと塩小さじ1を入れて、フォークで軽く混ぜます。
2. お湯190mlに植物油60mlを加え混ぜたら、それを1に加え粉っぽさがなくなるまでフォークで混ぜます。
3. のし台(パンこね台)に生地を置き、残りの粉100gを少しずつ加えながら手で捏ねていきます。
必要に応じて、小麦粉と強力粉を足してください。
4. 生地が滑らかになったらラップにくるんで15~20分ほど寝かせます。
5. 生地を寝かせている間に、具を作ります。玉ねぎとニンニクをフード・プロセッサーなどですりおろします。
6. ボウルに入れた挽き肉に、すりおろした玉ねぎ・にんにく、水70mlと塩こしょう小さじ1ずつを加えよく混ぜます。
お水を加えることで、食べたときに口の中に肉汁がジュワーっと出ておいしくなるそうです。
7. 台とペリメニ用の型に打ち粉をします(忘れると後で型からペリメニがとれなくなってすっっごく大変!!)。生地を綿棒で伸ばし型に載せます。
穴を作っておくと具が入れやすくなります。私は綿棒の端っこで穴を作りました。
8. 具を入れます。入れすぎるとうまく包めないので、気を付けましょう。
9. もう1枚生地を薄くのばし、型に載せます。載せたら麺棒でのばします。
このとき具を入れすぎてると、横からはみ出てきて収拾がつかなくなります
(経験者)
10. 余分な生地を取り除き、型からペリメニを取ります。
うまくできると、型をひっくり返しただけで1個ずつ取れるんですがこうなっちゃいました(笑)
11. これでペリメニは完成です。専用の型を使って150個ぐらいできます。冷凍保存可能です。
我が家はお皿に打ち粉をしてペリメニを並べ、ラップをして冷凍します。そのあと、フリーズ専用の袋に入れて冷凍庫にしまいます。
食べ方
ペリメニは焼いたり、お湯でゆでたり、ブイヨンスープで茹でてスープごと食べたり…といろんな方法で食べることができます。
今日は、シンプルで簡単なお湯で茹でる方法をご紹介します。
1. 鍋に水を入れ、沸騰させます。水が沸騰したら、塩を少々加え、ペリメニを入れます(お好みでローリエを入れてもOK)。
2. ペリメニが浮き上がってきたら湯を切ってお皿に盛りつけます。
3. サワークリームやケチャップを付けていただきます。
我が家は大量に作っておいて、時間がないときにパパっと茹でて食べてます(笑)
まとめ
本日はロシアの家庭料理「ペリメニ」をご紹介しました。
ペリメニは家で手作りするのが一般的なんですが、最近では、時間がないときは冷凍のペリメニを購入する家庭も増えてきています。
我が家のおすすめはПельмени Цезарь “Классика”(800g)。
ロシア人の知り合いがおいしいと教えてくれた冷凍のペリメニです。値段は450ルーブルほど。よくセールをやっていて、50~60%オフで購入することができます。
ロシアで単身赴任してる方や学生さんの強い味方ですね。よかったら、買ってみてください。
それでは皆さん、
また次お会いしましょう!
Пока пока!
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