【ロシア料理】甘酸っぱくてくせになる!?自家製カシスのジュレ

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カシスはロシア語でчёрная смородина(チョールナヤ スマロージナ)と呼ばれています。

私が住むリャザンでは、7月中旬ごろになるとカシスが収穫時期を迎えます。この時期に市場を歩くと、ベリーの甘酸っぱい香りで幸せな気分になるんですよね~♬

我が家では大量に採れたカシスは、冷凍保存したり、加工して保存食を作ったりします。

本日は、我が家で作っているカシスのジュレをご紹介します。

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【ロシア料理】甘酸っぱくてくせになる!?自家製カシスのジュレ

自宅のダーチャで採れたカシス

カシスのジュレは、ロシア語でжеле из чёрной смородиныと呼ばれています。

ペクチンがとっても豊富なので、砂糖と一緒に煮詰めるとゼリーのように固まるため、ロシア語ではヴァレーニエとは言わずジュレなんだとか。

そのまま食べてもすっごくおいしいんですが、ロシアでは冬の貴重なビタミン源として自宅で加工し、保存食を作ることが多いです。

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材料

・カシス 500g

・砂糖 500g

ロシアのヴァレーニエは果実:砂糖=1:1 が基本です。

…が、日本人の口にはかなり甘いので砂糖の量は調整してください。長期保存を考えているなら、グラニュー糖をカシスの重量比65%以上を目安にしましょう。『本場の味を是非!』という方は果実:砂糖=1:1 で作ってみてください。

作り方

1, 鍋にカシスと砂糖を入れ、軽く混ぜなじませます。

2. 10分ほど待つと、カシスから水分が出てきます。

3. 強火にかけて、タイマーを8分にセットします。この8分間は目を離さないようにしてください。

焦げないようにときどき混ぜます。

ヴァレーニエを保存する瓶とふたも同時進行で煮沸消毒すると時短です。我が家ははじめに重曹でしっかり洗い、その後煮沸消毒しています。消毒の方法はいろいろあると思うので、自分に合う方法でやりましょう。

4. 3~4分たつと少しずつ沸騰してきます。

5. 沸騰すると下の写真のように泡が一気に出てくるので、吹きこぼれないようにしっかり混ぜます。

火は強火のままです。

 

6. 8分経ったら火を止めます。

7. 裏ごしをして、種と皮を取り除きます。

8. 煮沸消毒した瓶にジャム(ジュレ)を入れて半日ほどそのままにしておきます。

すると、表面がゼリー状に固まります。

9. 蓋をして完成!!

残ったカスは捨てないで、そのままジャムとしてパンに塗ってもいいし、ケーキ焼いてもおいしいですよ♪

私は残ったカスでクランブルケーキを焼きました。

まとめ

本日はカシスのジュレの作り方を紹介しました。

カシスのジュレを作るときは、できるだけ深い鍋を使うようにしましょう。吹きこぼれ対策になります。

また、カシスはアントシアニンが強く鍋やへらなどに強く着色するので、ホーローなど色移りしない鍋を使うことをおすすめします。

ヨーグルトのソースとしておすすめです♪パンに塗ってもおいしいですよ~♬

是非作ってみてくださいね。

それでは皆さん、
また次お会いしましょう!
Пока пока!

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