【ロシア長期滞在者必見】現地在住日本人が語るあったら便利なものリスト(食べ物編)

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来月からロシアに留学するんだけど、日本から持っていったほうがいい持ち物ってあるのかな。

4月から夫の転勤でロシアに行くことになったんだけど…。初めての長期海外滞在。何持っていけばいいのかしら…。

初の海外で、しかも長期滞在。

一番困るのは日本から持っていくものではないでしょうか?

全部持っていければいいのですが、そんなわけにもいかず…。

「あれも持っていきたい!!ああ、これも!!」

なんて言ってたら、あっという間に飛行機に無料で載せられる荷物の重量を超えてしまいます。

そこで、本日はロシア滞在歴6年目のRIEが一時帰国する際に必ず購入するものをご紹介します。

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【ロシア長期滞在者必見】現地在住日本人が語るあったら便利なものリスト(食べ物編)

モスクワやサンクトペテルブルグ、ウラジオストクなどの大都市に滞在される方は、日本食を取り扱っているお店があるのでそこまで心配しなくてもいいかもしれません。

また、最近はオンラインでも安心して注文できるようになったので、地方に滞在される方も配達料時間はかかるかもしれませんが、ネットでの注文も可能です。

ただし…、価格は日本の3倍ぐらいするとお考え下さい。

ちなみに、私はモスクワから南東約200kmのところにあるリャザンという町に住んでいますが、大型スーパーにはすしの材料(醤油、すし酢、のり、ガリ、わさび)やときどきインスタント味噌汁(マルコメ)を見かけます。うどんやそばも乾麺なら販売されていますし、小ぶりですが、干ししいたけもあります。

…が、和食に必要な調味料関係がほぼありません。

そのため、現地で自炊をする予定の方やロシア人に和食を振舞う機会がある方は調味料を中心に揃えるといいかもしれません。

あと大切なのはどんな料理を作るかですね。

とりあえず持っていけばいいよね♪

な~んて考えていると、気が付いたら一度も開封せずに賞味期限が切れるなんていうこともけっこうあります(経験済)。

そんなことは絶対に避けたいですよね。

では、1つずつ見ていきましょう!

だしの素

和食に欠かせないのがだしの素。これがあれば、味噌汁、煮物、和え物や炊き込みご飯など…いろんな料理が作れます。

我が家は茶碗蒸しを作るときにも大活躍してます。

すし酢(粉末タイプ)

ロシアでもすし酢は買えるのですが、我が家は粉末タイプのすし酢を買ってます。

粉末タイプならかさばらないし、あると使い勝手がいいです。

みそ

味噌(мисо-паста)といえば日本の食卓には欠かせない調味料のひとつ。味噌うどんや肉味噌、料理の隠し味にも使えるのであると便利です。

リャザンのスーパーではインスタント味噌汁しか見たことがありませんが、以前韓国の味噌が一時期売られていたことがありました。

ネットでなら、日本製の味噌が購入できます。マルコメ君の味噌で750g400ルーブル(約640円)ぐらいから。高いものだと1000ルーブル(約1600円)近くするものもあります。

乾物

干ししいたけ(Грибы сушеные Шиитаке)、春雨(фунцоза)、ゆば(соевая спаржа)などは大型スーパーで売られています。

干しえび、干しいか、高野豆腐、鰹節などの乾物は必要に応じて購入していくといいかもしれません。

我が家は乾燥わかめ干ししいたけを買って持って帰ります。

うどんの素

乾麺のうどん(лапша удон)、そば(гречневая лапша соба)はロシアのスーパーでも比較的手に入りやすいのですが、スープの素がありません。

そこでおすすめなのが、うどんの素。

我が家がいつもお世話になってるのは、「ヒガシマルのうどんスープ」という粉末のつゆの素です。

めんつゆでもいいんですが、重いし、出汁の素としょうゆがあればめんつゆを作ることができるので、あえて買っていく必要もありません。そのため、我が家ではずっとヒガシマルのうどんスープにお世話になってます。

本来の用途のほかに煮物や鍋などの味付けに幅広く使えるので、多めに持っていくといいかもしれません。

ちなみに、我が家では手打ちうどんを作って冷凍保存してます。包丁で切るのは大変なので、手動のパスタマシンを使うとけっこう簡単に作れるのでおすすめです。

中農ソース

和食の定番といえば、とんかつ。とんかつ自体はロシアにある材料で作れるのですが、日本製のソースがなかなか手に入らない。

ネットでならブルドック中農ソース(500ml)が320ルーブル(約512円)で売られていました。多少割高ですが買えないことはありませんね。

ちなみに、最近リャザンの大型スーパーでもとんかつソース(соус тонкацу)を見かけるようになりました。

…が、日本製ではないので若干味が違います。

我が家は一時帰国の際に業務用の中農ソースを購入していますが、スーパーで売られている500mlタイプの中濃ソースとは若干味が異なるので、購入の際はご注意ください。

なお、我が家ではお好み焼きやたこ焼きを作るときも中農ソースで代用しているのでけっこう消費が早かったりします。

あとはハンバーグのソース代わりですね。これ一本あるだけですごく助かります。

中華だしの素

中華料理を作る方必須アイテム。我が家ではウェイパーを愛用中です。半練りタイプなので、さっと使うことができるので使いやすい。

これがあれば、中華スープ、チャーハン、ぎょうざや炒め物などいろいろなレシピに応用が効くので、是非持っていきたいアイテム。

250g、500g、1㎏の3サイズ展開なので、使用頻度に合わせて購入できます。

ふりかけ

あると重宝するのがふりかけ。

ごはんにかけるだけで日本の味になる優れもの。おにぎりの具にもなるし、味によってはスパゲティの具にも使えます。

ロシア人とおにぎりパーティーもおすすめです。

塩昆布

こちらもあると便利な塩昆布。

おにぎりにしてもいいし、塩昆布とキャベツで和え物にしてもおいしいです。

ごま

黒ごま、白ごま両方あったら便利。

黒ごまはおにぎりに、白ごまは和え物にささっと使えます。ロシアでも白ごまや黒ごまが買えるところはありますが、量が少ない上に割高。

大型スーパーなどで取り扱いがある場合、製菓・製パン売り場にあるので、それ以外ではあまり使われないのかもしれません。

私がスーパーで見かけた白ごまは炒る前の物だったので、料理の前に炒る必要があります。

我が家でがいりごまを購入して、必要に応じてすりごまを作ってます。

ごま油

ロシアでごく一般的な食用油はひまわり油(サンフラワーオイル)です。

大型スーパーへ行けば、油売り場にいろいろな種類の油が販売されているので、その中にたまにごま油を見かけることがあります。

…が、こちらも割高。ネットで日本製のごま油が売られていますが、日清のごま油(130g)で約450ルーブル(約720円)ほどです。

現地で調達も可能なのですが、私はいつも一時帰国の際に業務用の大きなサイズを一本買ってます。

カレールー

こちらもネットで購入することができますが、業務用の1㎏(40~50人前)のルーが1パック約1500ルーブル(約2400円)ほどします。

日本の業務スーパーなどで安く購入すれば、約900円ほどです。

1㎏なのでけっこう荷物にはなってしまいますが、私はロシア人が集まったりするときに作ったりしています。

カレーは作るのが簡単だし、ロシア人の間でもかなり好評なのでウケること間違いなしです。

もちろん、日本食が恋しくなったら自分で食べてもいいので、一石二鳥です。

なお、ロシア人は辛い料理が苦手な人もいるので、ロシア人が食べることを前提にしている方は甘口を購入されたほうが無難です。

抹茶

和菓子を作ろうと思ってる方におすすめなのが、抹茶。

抹茶系スイーツはかなりロシア人ウケするので、あると便利です。

我が家はよく抹茶のアイスクリームや、抹茶のパウンドケーキを作っているので、製菓用に適した抹茶を購入してます。

調理器具

本日は食べ物編ということなので、私が日本から持ってきた調理器具でよかったものをいくつかご紹介します。

なお、我が家では炊飯器は使わず、現地の鍋で毎日炊いてます。あったらあったで便利なんですけどね。

てんぷら鍋

ロシアにはてんぷら鍋がありません。というのも、ロシア料理には揚げ物がほとんどないから。

そのため、とんかつやからあげ、コロッケなどの揚げ物を作る方は、是非てんぷら鍋を持っていくことをおすすめします。

もちろん、フライパンで揚げ物もできますけどね。でも、油の消費量が半端ない。

我が家は夫のお弁当用に16㎝サイズの小さなものを購入しましたが、かなり重宝しています。

オイルポット

てんぷら鍋を購入する方は、オイルポットも忘れずに。我が家は油だれ ストップ設計の1.2ℓタイプのオイルポットを購入しました。

必要な方は油こし紙も合わせて購入しましょう。

卵焼きフライパン

お弁当を作る人の強い味方といえば、卵焼きフライパン。

ロシアにはないので、卵焼きを作る方は小さいサイズのフライパンを持っていくことをおすすめします。

なお、最近ダイソーから「シリコン クッキング リング 角型」というものが販売されています。

丸いフライパンにシリコン型を載せて卵焼きを作ることができる便利アイテムです。

フライパンは重くて持っていけないという方は、ダイソーでシリコン型を探してみてください。

かき氷器

ロシアのアイスクリームはすっごくおいしいのですが、やっぱり日本の夏の風物詩といえばかき氷ですよね。

我が家は組み立て式の手動タイプを購入。シロップはその都度自分で作ってます。

夏しか使わないので、使用頻度は少ないかもしれませんが、お子さんがいる家庭では大活躍すること間違いなし。

  

まとめ

いかがでしたか。

昔に比べ、ネットで何でも揃う時代になってきましたが、日本で買うより割高だし、現地ではなかなか手に入らない食材などものあるので、事前によく考えましょう。

なお、みりんや酒をご紹介しませんでしたが、荷物に余裕のある方は持って行ってもいいかもしれません。ちなみに、我が家では酒は白ワインで代用、みりんは白ワイン(酒)とはちみつを混ぜて使っています。代用できるものは代用しないとキリがないので。

最後になりましたが、日本食が買えるオンラインショップを2つご紹介します。

NIPPON

fuji-san

日本から持っていくものを考える時の参考にしてみてください。

それでは皆さん、
また次お会いしましょう!
Пока пока!

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