本日ご紹介するのは、ヴォロネジです。
ヴォロネジと言えば、ロシアで初めて海軍の軍艦が造られた町として有名です。
本日はヴォロネジのおすすめスポットをご紹介します。
【ロシア旅行】ヴォロネジ観光ガイド「定番人気スポット」教えます!!
ヴォロネジ基本情報
ヴォロネジはモスクワから南に約500㎞ほどのところに位置しています。
ドン川支流にある河港市で、モスクワとロストフ・ナ・ドヌを結ぶM4幹線道路の重要な中継地点です。
人口100万人の都市で、
ゴート・プレデスチナーチヤ博物館(Kорабль-музей Гото Предестинация)
ヴォロネジはロシア海軍初の軍艦が造られた都市として有名です。
ゴート・プレデスチナーチヤとは「神の宿命」という意味で、ピョートル大帝(ピョートル1世)の勅命により、
1698年から1700年にかけて造られました。
アドミラルテイスカヤ河岸通りにある軍艦は2014年に造られた模型で、内部は博物館となっています。
内部見学をしたい方は、軍艦近くにあるチケット売り場で内部見学ツアーの申し込みをします。1回のツアーで内部見学できる人数は20名まで。
軍艦内部があまり大きくないので、10名ずつのグループに分かれて見学します。
シーズン中は親子連れのお客さんが多いため、チケットは朝一並んで買わないと売り切れてしまう可能性があります。
私たちは朝10時の内部見学ツアーに参加したかったので、営業開始時刻1時間前にチケット売り場に並びました。
さすがに1時間前から待っている人はいなかったのですが、9時30分過ぎたら家族連れの方がけっこう来ていました。
内部見学の時間帯・人数に限りがあるので、必ず朝並んでチケットを購入するようにしましょう。
内部見学ツアーはロシア語のみですが、当時の様子を再現しているので見ているだけでも十分楽しめます。
こんな立派な調理場があるなんて、すごいですよね。
お手洗いもありました。
博物館の近くは大きな公園になっていて、近くには教会もありました。内部見学無料です。
ゴート・プレデスチナーチヤ博物館(Kорабль-музей Гото Предестинация)に関する情報
公式サイト:https://firstship.ru/
電話番号:+7(903)853-61-60
営業時間:下記参照
休館日:月・火曜日
料金:外国人旅行客300ルーブル(約510円)、6歳までの子ども100ルーブル(約170円)
※ロシア国籍の大人は200ルーブル(約340円)
内部見学ツアー開始時刻(3/1~11/1) | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|
水曜日 | 11:00 | 12:00 | 14:00 | 15:00 | 16:00 | |
木曜日 | 10:00 | 11:00 | 12:00 | 14:00 | 15:00 | 16:00 |
金曜日 | 10:00 | 11:00 | 12:00 | 14:00 | 15:00 | 16:00 |
土曜日 | 10:00 | 11:00 | 12:00 | 14:00 | 15:00 | 16:00 |
日曜日 | 10:00 | 11:00 | 12:00 | 14:00 | 15:00 | 16:00 |
内部見学ツアー開始時刻(6/1~9/1) | |||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
水曜日 | 11:00 | 12:00 | 14:00 | 15:00 | 16:00 | 17:00 | |||
木曜日 | 12:00 | 13:00 | 14:00 | 15:00 | 16:00 | 17:00 | 18:00 | ||
金曜日 | 10:00 | 11:00 | 12:00 | 14:00 | 15:00 | 16:00 | 17:00 | ||
土曜日 | 10:00 | 11:00 | 12:00 | 14:00 | 15:00 | 16:00 | 17:00 | ||
日曜日 | 10:00 | 11:00 | 12:00 | 14:00 | 15:00 | 16:00 | 17:00 |
※チケットは博物館近くのチケット売り場で当日券のみ(ツアー時間は選べます)販売。ただし、10人以上のグループの場合、電話で事前予約可能(+7(903)853-61-60)。オンラインで事前にチケットを購入することはできないので要注意。
※チケットは営業開始時刻15分前から販売開始。例えば、内部見学ツアーが10時開始の場合、9時45分からチケットを購入することができます。
※1回の内部見学ツアーは10名まで。2グループに分かれて見学するので20名まで見学可能。
※チケット売り場は現金のみの支払い。
ブラゴヴェシェンスキー大聖堂(Благовещенский собор)
ロシア正教会の大聖堂の中で3番目に大きいのがヴォロネジにあるブラゴヴェシェンスキー大聖堂(Благовещенский собор)、日本語に訳すと「生神女福音大聖堂」です。
無料で入れますが、内部は撮影禁止です。
イコンがとてもきれいだったので、おすすめです。
なお、信者の方も多いので邪魔にならないように見学しましょう。
女性は頭にスカーフを被ることをわすれずに。
ブラゴヴェシェンスキー大聖堂(Благовещенский собор)に関する情報
ヴォロネジ駅から徒歩10分ほどです。
公式サイト:http://sobor-vrn.ru/
営業時間:7時~20時
料金:無料
オリデンブルクスキーの屋敷(Дворец Ольденбургских)
ロシアの貴族、ピョートル・アレクサンドロヴィチ・オリデンブルクスキー公爵と、その妻であるロシア皇帝ニコライ2世の妹オリガ・アレクサンドロヴナ大公女の住んでいた屋敷です。
ヴォロネジの中心地から約40kmほど離れたРамонь(ラモン)村というところにあり、車で50分ぐらいです。
19世紀後期に建てられたロシアでは珍しいゴシック様式の建物です。
建物の外部の保存状態はとてもよかったのですが、建物内部は修理されていないのか、破損部分がかなり目立ちました。
内部は見学ツアーもしくは個人見学を選ぶことができます。
ツアーは1時間ほどで、ロシア語のみです。
屋敷の外には馬車も置いてあります。実際に中に乗ることもできるので、プリンセス気分を味わうこともできます。
オリデンブルクスキーの屋敷(Дворец Ольденбургских)に関する情報
公式サイト:http://oldenburgpalace.ru/
営業時間:10時~18時(水・金・土日)、11時~20時(木)
休館日:月・火曜日
入場料:100ルーブル(約170円)
※個人見学の場合
町を散策してみよう
ヴォロネジへ来たら、是非町並みを楽しんでみましょう。
ヴォロネジは坂が多いので、観光する人は動きやすい靴でいくことをおすすめします。
こちらの教会は写真撮影ができました。
町中で偶然見つけた木造の教会。
管理人さんの方が中を見せてくれました。
まとめ
いかがでしたか?本日はヴォロネジのおすすめ観光名所をご紹介しました。
なお、ヴォロネジへ行かれる方は、是非近郊のコストマロヴォ洞窟女子修道院へも足を運んでみてください。
コメント