知っておくと会話で役に立つ!ネイティブが日常会話でよく使うロシア語のスラング

この記事は約6分で読めます。

あなたは、ネイティブたちのリアルな会話を知ったり、学びたいと思っていませんか?

実際のネイティブの会話では、学校では教えてくれないスラング表現がたくさんでてきます。

スラングとは、俗語のことです。

何となく品のない言葉だと思われ避けられがちですが、実は日々の生活でよく使われています。

特に若い世代ならだれでも使うような言葉もあるので、スラングを知らないと現地の人の会話について行けなかったり、みんなが笑っているところで「???」状態になったりしてしまいます。

そこで、本日は学校では教えてくれないネイティブがよく使うロシア語のスラングをご紹介したいと思います。

なお、本日ご紹介するものの中には、使い方や場面など、注意しなければならないものもあり、場合によっては неграмотно (教養がない)と思われてしまうこともあるので、使用する場合は十分気を付けましょう。

スポンサーリンク

知っておくと会話で役に立つ!ネイティブが日常会話でよく使うロシア語のスラング

Здрасте / здрасьте  – здравствуйте

(ズドラースチェ - ズドラーフストヴィチェ)

よく使われる短縮形です。

発音がしやすいため、私も日常的に使ってます。

そういえば、ロシア語を勉強し始めのとき、здравствуйтеがすーーーーーっごく発音しづらくて挫折しそうになったことがあります(笑)ロシア語学習者あるあるではないでしょうか。

Щас – Сейчас

(シチャース=シャス)

Сейчас: 今

こちらも日常よく耳にする言葉です。若者からお年寄りまで使用してるので、普通に使っても問題ありません。

 

– Лёш, уже 21 час. Ты когда сделаешь домашнее задание?
(リョーシュ、もう21時よ。いつ宿題を終わらせるの?)

Щас сделаю.
(今からやるよ)

※ЛёшはАлексейの愛称です。

 

– Саша, помоги мне открыть банку?
(サーシャ、瓶の蓋開けるの手伝ってくれる)

– Ага, щас.
(もちろん)

※СашаはАлександр/ Александраの愛称です。

– Тебе звонят.
(電話だよ~)

Щас подойду.
(今行く)

 

– Тебя зовут.
(呼ばれてるよ)

Щас подойду.
(今行く)

Сёдня – сегодня

ショードニャ ー シヴォードニャ)

Сегодня: 今日

Сёдня будет дождь.
(今日は雨が降ります)

 

– Ты сёдня работаешь?
(今日仕事?)

– Нет, не работаю. А чё?
(いや、ないけど。何?)

– Не хочешь покататься на машине?
(ドライブ行かない?)

– Давай.
(いいね)

Скока – сколько

(スコーカ ー スコーリカ)

Сколько: いくら、どのくらい

Скока это стоит?
(これ、いくら?)

Скока ей лет?
(彼女いくつ?)

Скока щас время?
(今何時?)

Стока – столько

(ストーカ - ストーリカ)

Столько: こんなにたくさん

Ой, на этой станции стока людей!
(うわ、この駅こんなにたくさんの人がいる!)

Мне стока не съесть.
(そんなに食べきれないよ)

Чё – что

チョー - シトー
Что: 何
丁寧な言い方ではないので、使う相手には気を付けましょう。
Чё случилось?
(何があったの?)
Чё ты пришёл?
(何で来たの?)
※ чёはпочемуの意味で使われることもあります。
Он сам не понял, чё сказал.
(彼は自分が何を言ってるのかわからなかった)

ちなみに、私はчтоより発音しやすいので無意識に使っちゃったりしてます。でも、けっこう乱暴に聞こえるので、使うなら仲のいい友達にしましょう。

Ничё – ничего

(ニチョー - ニチヴォー

Ничего: 何も

こちらも丁寧な言い方ではないので、使う相手には気を付けましょう。

 

– Ты чё тут делаешь?
(ここで何してんの?)

Ничё.
(何も)

 

– Хочешь чё-нибудь поесть?
(何か食べたい?)

– Нет, ничё не хочу.
(いや、何もいらない)

Чёта – что-то

チョータ - シトータ)

Что-то: 何か

 

Чёта мне плохо.
(なんか具合悪い)

Чёта я устал.
(なんか疲れた)

– Мне чёта грустно.
(なんか悲しい)

Чё-нибудь – что-нибудь

チョーニブッチ - シトーニブッチ)

Что-нибудь: 何か

– Ты чё-нибудь хочешь?
(何か食べたい?)

Ваще – вообще

ヴァーシェ - ヴァアプシェー

Вообще: 全く、全然

Я ваще ничё не понимаю.
(全く何もわかんない)

Тока – только

トーカ - トーリカ)

– Игорь, ты не знаешь, где Наташа?
(イーゴリ、ナターシャどこにいるか知らない?)

– Она тока ушла. Лучше позвони ей.
(たった今出ていったよ。電話してみ)

– Хорошо. Спасибо.
(うん、わかった。ありがとう)

 

– Почему ты не ответил на мой звонок?
(なんで電話に出なかったの?)

– Ну, я тока закончил работу.
(え、っていうか今仕事終わったところだし)

– Поняла.
(あ、そういうこと)

まとめ

いかがでしたか。

本日はネイティブが日常会話でよく使うロシア語のスラングを紹介しました。

スラングがわかるようになると、一気にネイティブの友達との仲も縮まって、打ち解けて話ができるようになります。

TPOに気を付けなければならないという注意点はありますが、それも含めてロシア語での会話を楽しんでください。

 

もっと勉強したい人は、こちらの参考書がおすすめです♪

本日のことわざ

Метать бисер перед свиньями.

(豚に真珠)
いかに貴重なものであっても、その真価を知らないものにとっては何の意味もないという意味ですね。日本の「馬の耳に念仏」、「猫に小判」に相当することわざです。

それでは皆さん、
また次お会いしましょう!
Пока пока!

 

コメント