【ロシアで妊娠&出産⑤】妊娠17週、3回目の妊婦健診「エコー検査でまさかの…」

この記事は約7分で読めます。

前回の妊婦検査から、1ヵ月が経ち12月21日に3回目の妊婦検査に行ってきました。この1ヵ月は検査&検診が少なかったので、比較的落ち着いた日常を送れました…つわりを除いては(苦笑)

ということで、本日は3回目の妊婦健診についてお話しようと思います。

スポンサーリンク

【ロシアで妊娠&出産④】妊娠17週、3回目の妊婦検査「エコー検査でまさかの…」

この1ヵ月での検査&検診

  • 12月15日 19時10分 眼科
  • 12月17日 尿検査
  • 12月21日 12時30分 エコー検査
  •       12時45分 3回目の妊婦健診

ちなみに、妊婦健診前日は息子の2歳の誕生日でした~!(どうでもいい情報)

眼科

ロシア語で眼科医のことをокулист(もしくはофтальмолог)と言います。本来は11月に眼科を受診するはずだったんですが、担当医が日にちを間違えていたため、もう一度行く羽目に。まぁ、こういうことはよくあります(苦笑)。でも、そのたびに義母に息子の面倒を見てもらうのは申し訳ない…。まぁ…他に方法がないので、しょうがないですが。

ロシアでは、妊娠初期(10~14週)と後期(34~36週)の2回、眼科を受診することが推奨されています。妊娠期間中は網膜・硝子体剥離のリスクが高くなるそうです。妊娠期間中に目に異常が見つかった場合、帝王切開になることが多いとか。

私も息子を妊娠した際、妊娠8週と34週に眼科を受診してます。目に異常はなかったものの、息子が逆子(単殿位)で、しかも児頭骨盤不均衡と診断されたため(妊娠34週のエコー検査のときに、頭囲がすでに38週相当だったという・苦笑)、帝王切開での出産になりました。

この日の眼科医は、前回息子を妊娠した際にお世話になった若い先生で、私のことを覚えていました。とても明るい先生で、おしゃべり好き(こういう先生はロシアでは稀)。前回の妊娠でお世話になったときは、私がリャザン国立大学で日本語を教えていることを知ると、自分も英語とイタリア語を勉強してると楽しそうに話していました。今回は大学のザチョットや試験、学生について聞かれたんですが、私は現在育休中で答えることができず。でも、他愛もない話で診察中は終始和やかな雰囲気に包まれていました。

視力測定して目に異常がないか診てもらい、カルテに診断結果を書いてもらって終了。日本人のように他人に愛想がいいロシア人は少ないので、こういう人に会うとホッとします(笑)

尿検査

今回は朝起きて採取した尿を8時から9時半までに提出するのみ。血液検査があるときは自分で持って行くんですが、尿カップの提出だけであれば、基本的に誰が提出してもかまいません。夫は現在の仕事に転職してからは、8時出社になってしまい、持って行けず。「しゃーない、義母に息子をお願いして自分で持って行くか…」と思っていたら、なんと義母が私の尿カップを持って行ってくれました(爆笑)。

ここ数年12月に雪が降ることはほとんどなかったリャザンですが、今年は大雪で、足元がかなり悪く妊婦にはけっこう大変。つわりで体調があまり良くなかったのと、大きくなったお腹で万が一転倒でもしたら危ないということで、お願いすることにしました。

自宅付近

写真ではそこまで積もっていないんですが、12月は気温が安定しない日が続き、マイナスから一気に+に上昇する日もちらほら。雪が溶けたあと、またマイナスになって雪解け水があっという間にカチコチに。こういった道は歩きやすいのですが、ところどころ凍っているため足元を取られやすいので逆に危険です。

これで転倒して何かあったら、夫と義母に迷惑がかかるので、ここは素直に甘えました(笑)

翌日の妊婦健診は、行きはタクシーを使いました(行きは最寄りのバス停まで少し歩くので)。自宅からроддомまでは約3㎞、渋滞がなければ10分ほどで到着します。タクシーの運賃は時間帯た道路状況によっても変わってくるんですが、この日は270ルーブル(≒405円)でした。

エコー検査

今回はスクリーニング検査ではなく、子宮口の状態を診るための経腟超音波検査でした。双子を妊娠しているので、追加でエコー検査がオーダーされたようです。ちなみに、子宮口の状態を診るための経腟超音波検査のことをロシア語ではУЗИ (цервикометрия) шейки матки при беременностиと言います。今回のエコーでは、子宮頚管の長さ(длина шейки матки)、内子宮口(внутренний зев шейки матки)が閉じているか、内子宮口の形状(форма внутреннего зева шейки матки)、子宮頚管(цервикальный канал)の状態を調べました。

11月18日に周産期母子医療センターでスクリーニング検査したときは37㎜あった子宮頚管長ですが、今回は32㎜まで短くなってました。1ヵ月で5㎜短くなってる…。

内子宮口は閉じていました。ロシアでは、内子宮口の開大具合をアルファベットを用いて評価することがあり、T→Y→V→Uの順番に内子宮口の形状が変わっていく(開いていく)ようです。この日はT字型の評価をもらいました。つまり、しっかり閉じた状態ということです。よかったよかった。

子宮頚管長が短くなっていたのが気がかりでしたが、問題はここからでした。

あなた、ポリープがあるって言われたことある?

超音波検査士からの衝撃の一言(笑)生まれて初めてポリープ(полип) と言われ、一気に心拍数が上がる私。診断書には子宮頚管にポリープありとサイズとともに書かれていました。

超音波検査士に質問しても「担当医に聞きなさい」と言われるだけなので、お礼を言ってそのまま妊婦健診へ。

3回目の妊婦健診

いつも通り体重、血圧の測定、今回の健診から子宮底長、腹囲の測定も始まりました。あとは尿検査の結果を聞いて無事終了。妊娠17週で体重が増加に転じ、今回は前回よりも1kg増えていました。息子のときは全妊娠期間中で5kgの増加だったので、1ヶ月で1kg増えたことにビックリ。この日は防寒対策でいつも以上に着込んでたからなー。うん、服のせいにしとこう(現実逃避・笑)。子宮底長は19㎝、腹囲は73㎝でした。経産婦だからなのか、双子妊娠だからなのか、お腹が大きくなるスピードが速い。子宮底長に関していえば、すでに妊娠6ヵ月(20~23週)の長さ…。今回妊娠線(растяжки)は回避できないだろうなぁ…(苦笑)もちろん、妊娠線予防クリーム(крем от растяжек при беременности)は初期から塗りたくってるんですけどね。

ちなみに、息子妊娠中はフランスのベビーブランド「Mustela社」のStretch Marks Oil、今回は

Bio-oilと「WELEDA社」のStretch Mark Pregnancy Massage Oilを使ってます。

ポリープに関しては、経過観察するしかないとのことでした。サイズも小さかったので、ほぼスルー(苦笑)。今回も帝王切開だろうし、そこまで気にすることもないのかな?良性だといいけど、希に悪性のこともあるらしいので少し不安です。

次回の健診は年明け(1月14日)に決まりました。今回の健診が12月21日だったので、3週間後ですね。いよいよ間隔が短くなってきました(苦笑)。

次回の健診までのタスク

  • 1月13日 尿検査&血液検査
  • 1月14日 15時20分 妊娠中期胎児スクリーニング。
  •     15時45分 妊婦健診

最後に

妊娠17週に入り、ようやくつわりが落ち着いてきました。といっても、今度はお腹が大きくなり始め胃が圧迫されてきて、今度はその影響で食べられなくなってきましたが…。味覚障害は相変わらずで、現在記事を執筆している22週になっても味覚は戻っていません。料理するときにすっごく不便だし、ただでさえ胃が圧迫されて食欲が減退気味なので、早く元に戻ってほしいです。

ロシア語会話集おすすめはこちら♪

コメント