ロシアの家庭料理といえば、ボルシチやピロシキを思い浮かべる方は多いかもしれませんが、実はそれだけではありません。
本日ご紹介カーシャもロシアでは日常的に食べられている家庭料理です。
今日は日本人になじみ深い、そばの実を使ったカーシャをご紹介します。
【ロシア料理】そばの実とひき肉と野菜のカーシャ
カーシャ(каша)とは?
カーシャはロシア語でкашаと書きます。日本語にすると「おかゆ」で、イネ科の穀物を水・牛乳などで柔らかく煮た東欧の代表的な家庭料理です。
本日ご紹介するのは、そばの実を使ったカーシャ。そばの実はロシア語でгречка。日本だとそばの原料でお馴染みですが、ロシアではそばの実をカーシャにして食べられています。そばの実といえば、良質なタンパク質や食物繊維、ビタミンB、ルチンなどのど貴重な栄養素を含んでいるため、日本でも注目を浴びつつありますよね。
写真はメインの肉料理であるハンバーグとそばの実のカーシャ。
こちらはそばの実を炊いただけのものです。
それでは、一緒に作り方を見ていきましょう。
材料
・そばの実 100g
・水 200g
・ひき肉 150g
・にんじん 1~2本
・玉ねぎ 1個
・ケチャップ 大1
・塩・こしょう お好みで
そばの実:水=1:2の割合で炊きます。ちなみに…、そばの実のカーシャを作るなら、前日の夜に水につけておいて、翌朝電子レンジで温めるだけでカーシャができます。そのまま食べてもいいし、バターや砂糖などをお好みに加えて食べてもおいしいです。
必要な道具
・4面スライサー
下準備
・ そばの実を軽く水で洗い、汚れを落としておきます。
作り方
1. 玉ねぎはみじん切り、にんじんは4面スライサーの広千切りで千切りにします。
2. フライパンに油を敷き、玉ねぎとにんじん、塩・こしょうを一つまみ加え、しんなりするまでじっくり弱火で炒めます。
玉ねぎが透明になったらOKです。
3. ひき肉とケチャップを加え、更に炒めます。
4. ひき肉に火が通ったら水で洗ったそばの実と水を加え混ぜます。火は強火にし、フライパンに蓋をします。
お水が沸騰したら弱火にし、後は水分がなくなるまでじっくり炊きます。
5. 完成です!!
まとめ
いかがでしたか?本日はロシアの味、そばの実とひき肉と野菜のカーシャの作り方をご紹介しました。
そばの実とお肉、野菜の素朴な味が口いっぱいに広がります。
味付けがとてもシンプルなので、薄いと感じる方もいるかもしれません。その場合はケチャップや塩・こしょうを足してください。
それでは皆さん、
また次お会いしましょう!
Пока пока!
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