これでもう怖くない!!マルシュルートカで使えるフレーズ10選

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Здравствуйте!

みなさんは、『マルシュルートカ』をご存知でしょうか?

マルシュルートカは、乗合タクシーに似た小型の乗合バスのことです。
ロシア、及び旧ソ連圏でよく見られる公共交通機関のひとつで、市民の重要な足となっています。

本日は、そんなマルシュルートカで使えるフレーズ10選をご紹介します。

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目的地まで行けるかどうか確認する

Извините, пожалуйста, я доеду до библиотеки Горького?

(イズヴィニーチェ パジャールスタ ヤー ダイェドゥー ド ビブリオチェーキ ゴーリカヴァ?)
『すみません、ゴーリキー図書館まで行きますか?』

『Извините, пожалуйста, я доеду до ○○?』の○○のところには行き先が入りますが、『до』は前置詞『~まで』という意味で、名詞は生格になります。

文法がまだわからない人は、そのまま場所の名前を言っても十分伝わるので、ぜひ使ってみてください。

運賃のやりとり

Возьмите, пожалуйста, за одного.

(ヴァズミーチェ パジャールスタ ザ アドナヴォー
『1人分(の運賃)受け取ってください』

運賃がちょうどの場合は『Возьмите, пожалуйста.』のみで大丈夫ですが、
お釣りがある場合は何人分なのか伝えなければいけません。

★ほかの言い方★

за двоих(ザ ドヴァイッフ): 2人分

за троих(ザ トライッフ): 3人分

за четверых(ザ チトベルィッフ): 4人分

Передайте, пожалуйста.

(ピリダーイチェ パジャールスタ)
『運転手に渡してください』

乗客が多い車内では運転手に運賃を渡せない場合ががよくあります。
そんなときに、このフレーズを言って、他の乗客に渡してもらいましょう。

Передайте, пожалуйста, сдачу.

(ピリダーイチェ パジャールスタ ズダーチュ)
『お釣りをください』

運転手は1人で運転しながらお金のやり取りをするので、
お釣りを返すのを忘れることがあります。そんなときは、このフレーズを使ってください。

★100ルーブル札で1人分の場合★

Передайте, пожалуйста, сдачу со ста за одного.(ピリダーイチェ パジャールスタ ズダーチュ サ スター ザ アドナヴォー

★50ルーブル札で2人分の場合★

Передайте, пожалуйста, сдачу с пятидесяти за двоих.(ピリダーイチェ パジャールスタ ズダーチュ ス ピチージェシャーチー ザ ドヴァイッフ)

Кому сдачу?

(カムー ズダーチュ?)
『誰のお釣りですか』

マルシュルートカではよくある光景ですが、運賃を支払うと運転手は運転をしながらお釣りの準備をします。

そして、お釣りの準備ができると一番近くにいる乗客に渡します。

お釣りを受け取った乗客は、お釣りを持ち主に渡さなければならないのですが、誰に渡せばいいのかわからなくなることがしばしばあります。

そんなときに使うのがこのフレーズです。

次のバス停で止めてもらう

Остановите, пожалуйста, на следующей.

(ナ スレードゥユシェイ アスタナヴィーチェ パジャールスタ)
『次のバス停でとまってください』という意味です。

マルシュルートカは乗客の希望がなく、バス停に人がいなければ素通りするため、
必ず運転手に降りる旨を伝えなければいけません。

★ほかの言い方★

На остановке, пожалуйста.(ナ アスタノーフケ)『バス停でお願いします』

Давайте поменяемся местами.

(ダヴァーイチェ パメニャーエムシャー ミェスターミ)
『場所を交換しましょう』

狭いマルシュルートカ内で後ろのほうに座ってしまうと、ギュウギュウの車内から降りるのに一苦労です。

日本の電車のように、入り口付近の人が降りてくれるなんていうことはほとんどありません。

最悪人をかきわけていかなければならないので、そんなときに使うのがこの表現。

次のバス停で降りることをアピールできますし、これを言うとみんなできるだけ降りられるように通路を空けてくれます。

★ほかの言い方★

Вы на следующей не выходите?(ヴィー ナ スレードゥユシェイ ニ ヴィホージチェ?):次降りませんか?

※自分が降りたいときに、使います。

Я Вас выпушу.(ヤー ヴァース ヴィプシュー):今通路をあけます。

※通路に立っていると、次のバス停で降りたい人から『Вы на следующей не выходите?』と聞かれることがあるので、降りない場合は通路をあけましょう。

Я тоже выхожу на следующей.(ヤー トージェ ヴィハジュー ナ スレードゥユーシェイ):私も次で降ります。

※『Вы на следующей не выходите?』と聞かれた際に、自分も次のバス停で降りる場合、このように伝えましょう。

Да, выходим.

(ダー ヴィホーディム)
『はい、降ります』

運転手はたびたび乗客に次のバス停で誰か降りるか質問してきます。

誰も答えないと、そのまま素通りすることがあるので、降りたい場合はすかさずこのフレーズを使ってください。

会話例1
Водитель: На следующей выходим?
(ナ スレードゥユシェイ ヴィホーディム)
運転手:次のバス停で降りますか?
Пассажир: Да, выходим.
(ダー ヴィホーディム)
乗客:はい、降ります。

席を譲る

Садитесь, пожалуйста.

(サジーチェシ パジャールスタ)
『座ってください』

ロシアは男性が女性に席を譲るのが当たり前の世界です。

もちろん、女性に限らずお年寄り、妊婦さん、子どもが乗車したら、男女関係なく席を譲るのがルールです。

「断られるかも・・・」と遠慮していると、こちらでは逆にマナー違反となり白い目で見られることもあるのでご注意。

私自身席を譲ることがありますが、反対に男性に席を譲られることも多いです。

こちらの運転はとても荒いので、席を譲ってもらえると本当にうれしくなります。

バス停を通り過ぎてしまったら

Извините, пожалуйста, вы проехали мою остановку.

(イズヴィニーチェ パジャールスタ ヴィー プロイェハリ マユー アスタノーフク
『すみません、バス停を通り過ぎてしまったんですが・・・』

運転手さんに次のバス停で止まるようにお願いしても、素通りされることがしばしばあります。

そんなときには黙っていないでしっかり主張しましょう!

まとめ

いかがでしたでしょうか?

慣れないとマルシュルートカって本当に大変ですが、慣れてしまうと反対にすっごく便利なので、ぜひこのフレーズを覚えて楽しいマルシュルートカライフを送ってみてください。

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本日のことわざ

Завтра, завтра, не сегодня!- так лентяи говорят.

ザーフトラ ザーフトラ ニ シヴォードニャ! ターク レンチャイ ガヴァリャート)

直訳すると『明日、明日、今日はやらない!そうやって怠け者は言う』

怠け者は今日やらないで、明日、明日と先延ばしにするっていう意味のことわざです。

これも、ロシアでは冗談によく使われることわざです。

覚えて使ってみてください。

それでは皆さん、
また次お会いしましょう!
Пока пока!

 

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