【ロシア料理】本場の『ボルシチ(борщ)』を作ってみよう!!

この記事は約4分で読めます。

ロシア料理の代表格のひとつ「ボルシチ」は、中国のフカヒレスープ、フランスのブイヤベースと並び世界三大スープといわれています。

インパクトあふれる鮮やかな深紅色は、ビーツの色です。テーブルビートと呼ばれることもあるビーツですが、和名ではその赤さから「火焔菜(かえんさい)」とも呼ばれるそうです。

骨付き肉を丁寧に煮込んでとったブイヨンにじゃがいも、たまねぎ、にんじん、ビーツなどの野菜がたっぷり入っているため、栄養満点です。まさに食べるスープと言っても過言ではありません。

本日は、我が家で作っている「ボルシチ」の作り方をご紹介します。

スポンサーリンク

【ロシア料理】本場の『ボルシチ(борщ)』を作ってみよう!!

材料

・水 3ℓ

・骨付き肉 500g

※写真はぶた肉で600gほどあります。

・ビーツ 大きめ1コ

・にんじん 2本

・たまねぎ 1コ

・キャベツ 1/4~1/2コ

・じゃがいも 中4コ

・トマトピューレ 大2~4

・にんにく 適用

・ディル・パセリ 適量

・さとう 小1

・塩・こしょう 適量

・粒こしょう 適量

・酢 ひと回し

・ローリエ 4枚

写真のビーツは中くらいのサイズだったので、私は2コ使用しました。

必要な道具

・4面おろし器

作り方

1. 油を敷いたフライパンで骨付き肉の表面がきつね色になるまで焼きます。

 

最初は弱火で徐々に温度を上げていくのがコツです。高温で焼いてしまうと、お肉がかたくなってしまうので要注意。

2. 鍋に水3ℓと1の骨付き肉を入れ、強火にかけます。

3. 沸騰したら弱火にして1時間ほど煮込みます。灰汁が出るので、しっかり取りましょう。

4. ブイヨンを作っている間に、野菜を準備します。みじん切りにしたたまねぎを油を敷いたフライパンで飴色になるまで炒めます。その間ににんじんとビーツの皮を剥き、4面おろし器の広千切りでおろします。

包丁で千切りにしてもいいですが、4面おろし器があるとアッという間にできるのでおすすめです。ロシア料理を作るときのマストアイテム♬

5. 4のフライパンににんじんとビーツを加え、煮込んでる最中のブイヨンを大さじ2~3杯、酢をひと回し、塩・こしょうを少々とさとうを小さじ1入れよく混ぜます。混ぜたら蓋をして、弱火で蒸し焼きにします。

ビーツの色が抜けて白くなるのを防ぐために、酢を使っています。レシピによってはレモンを使うこともあるようです。

6. 5のにんじんとビーツがしんなりしてきたら、トマトピューレを入れて混ぜます。

トマトピューレが馴染んだら火を止めます。

7. ブイヨンができたら、肉を取り出して冷ましておきます。千切りにしたキャベツと一口サイズに切ったじゃがいも、ローリエ4枚、粒こしょう、塩小さじ2をブイヨンに入れます。

8. キャベツとじゃがいもが柔らかくなったら、6を入れ混ぜます。冷ました骨付き肉を手で一口サイズにほぐしながら加えます。

9. みじん切りにしたにんにく、ディルとパセリを入れて混ぜたら、火を消して蓋をします。そのまま味が馴染むまで1時間ぐらい置いておきます。

にんにくをみじん切りにするときに便利なのがにんにくプレッサー。片手で簡単に潰れるのでおすすめです。

10. 1時間ほど放置したボルシチ。

11. お皿に盛って、スメタナ(サワークリーム)を真ん中に添えたら完成です♪黒パンと一緒に召し上がってください。

 

まとめ

本日は、我が家で作っている「ボルシチ」の作り方をご紹介しました。

お皿に盛ったときは深紅色をしているボルシチですが、スメタナを混ぜるとピンクに変わってとってもキレイです。

スメタナ(サワークリーム)と一緒に食べると、とってもクリーミーです。

ちなみに、我が家では脂肪分が15%か20%のものを使っています。スメタナが余ったら、ブリヌイを焼いてトッピングに使ってます。

よかったら、ブリヌイのレシピも公開しているので見てください♪

それでは皆さん、
また次お会いしましょう!
Пока пока!

コメント