【2025年3月】毎年恒例の居住確認通知@ロシア(リャザン)

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年が明けあっという間に居住確認通知(уведомление о подтверждении проживания иностранного гражданина)の時期です。

毎年1月は確定申告、2月は居住確認通知と年明けはナーバスになる行事のオンパレードです。

今年は収入証明として、産休・育休手当てのほかに3-НДФЛも提出してみました。

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【2025年3月】毎年恒例の居住確認通知@ロシア(リャザン)

これまでの居住確認通知に関するブログはこちら↓ ⇒2024年2023年2022年2021年

提出書類

  1. 申請書 1通(オンラインでダウンロード可)
  2. パスポートの原本
  3. ВНЖの原本
  4. 収入を証明する書類

2023年までは上記書類のほかにパスポート(顔写真&ВНЖを発行してもらった際に押してもらったスタンプのページ)、ВНЖ(顔写真&住所登録のページ)、そして昨年提出した申請書の半券(控え)のコピーがそれぞれ1通ずつ必要でした。 ここはロシアなので、念には念を…ということで、去年も今年もコピーを持って行きましたが、やっぱり必要ありませんでした。

2024年、25年と2年連続で不要だったので、来年からはコピーは持って行かない予定です。紙代もったいないし(苦笑)

州によっては、パスポートの翻訳(+ナタリウスの公証)も求められる可能性もあるのでご注意。

収入を証明する書類

州ごとに定められている1ヶ月の最低生活賃金(минимальный прожиточный минимум)の×12カ月分の収入が必要です。正規で働いている方は、勤務先の人事課で2-НДФЛをもらって、収入が必要額あればOK。フリーランスで働いている方は、3-НДФЛが必要になります。州によっては、銀行の残高証明のみで書類を受理してくれるところもあります。

リャザンは、2023年から銀行の残高証明のみの書類は受理されなくなりました。事前告知とか一切なし。私は産休・育休手当てがあったので、何とか難を逃れました…。勘弁してほしいです、こういうサプライズは。

なお、育休・産休中手当ても収入に含まれます。Социальный фонд Россииの公式サイトの個人アカウントから電子版の証明書を請求することができるので、あとはプリントアウトするだけ。かなりラクです(笑)

私の場合

収入証明に必要な額は202 128ルーブル

州ごとに1ヶ月の生活に必要な最低限の金額(минимальный прожиточный минимум)が定められているので、居住確認通知の際にはそれ×12カ月分の収入を証明しなければなりません。リャザンの場合は、去年は月16 844ルーブルだったので、 16844ルーブル×12カ月=202 128ルーブル という計算になります。 つまり、今回居住確認通知の際には202 128ルーブルの収入を証明する書類を提出しなければなりませんでした。

ちなみに、минимальный прожиточный минимумは毎年1月に見直され、2025年1月からは19 329ルーブルまで引き上げられました。どんどん上がるーー。
産休・育休手当て

2024年1月から12月までに受け取った金額は、237 415,27ルーブル。 今年は3-НДФЛが必要になると思っていたんですが、産休・育休手当てのみで収入証明はギリギリクリアできました。 ただ、現在の育休手当ては月10 587ルーブルなので、来年の居住確認通知の際には育休手当てのほかに収入を証明する書類(私の場合は3-НДФЛ)が必要になります。

ということで、今年は来年の予行練習を兼ねて、3-НДФЛも提出してみました。

3-НДФЛ

3-НДФЛは、 налоговая декларация по налогу на доходы физических лицの略称です。 私は現在副業としてプライベートレッスンをしていて、そこから得ている収入はличный кабинет налогоплательщикаで毎年確定申告をしています。 2024年度分(2024年1月~12月)は2025年1月1月から4月30日までに申告することになっているんですが、私は新年早々確定申告をし、納税まで行いました。納税後、3-НДФЛをプリントアウトしたら、税務署へ行って納税済みの受領印を押してもらいます。

確定申告の書類審査は1週間ほどで完了するので、その後納税の手続き。確定申告に限っていえば、すべてオンラインで完結するのでとてもラクなんですが、確定申告を収入証明としてУМВДに提出するには、税務署の受領印が必要になります。

Уведомление о подтверждении проживания иностранного гражданинаの収入を記載する欄はналоговая декларация 3-НДФЛとなります。まぁ…州(というか担当者)によって書き方は異なると思うので、参考程度に…(苦笑)

いざ出陣

ВНЖを取得済みなので郵送も可能なんですが(5年に一度は直接提出義務あり)、私は直接提出しに行ってます。

もし記入ミスがあれば、すぐに指摘してもらえますしね。

 

今年から平日のみの受付

去年まで第1、第3土曜日は9時から13時まで開いていたんですが、今年から月曜日と水曜日のみの受け付けに↓

土曜日はガラガラで整理券がなくても対応してもらえていたんですが、今年は平日に行くしかありませんでした。すっごく不便…。

ということで、夫にУМВДまで行ってもらい、整理券を発行してもらうことに。

さっさとгосуслугиから予約できるようになればいいのに。っていうか、ほかの州だと予約できるのかな?

やっぱりロシア

3月3日に仕事を早退させてもらいУМВДまで行ってきたアレクセイですが、なんと整理券は1カ月先まで予約でいっぱいとのこと。

んなバカな。

УМВДの職員さんも1カ月先まで予約が埋まっている理由がわからず、苦笑。

いや、お前職員だろうが。

ということで、ロシアお決まりのживая очередьに決定~(パチパチ)

まぁ…живая очередьでも対応してくれるだけありがたいと思うべきか?(10年前に比べたらねぇ…)

子ども3人連れていざ出陣

激務の夫に半休取ってもらうのは申し訳ない…ということで、長男を幼稚園に送ってから、残りの3人(双子2歳10カ月、三男10カ月)とУМВДまで行ってきました。この日は3月5日で水曜日だったので、УМВДは9時から11までの受け付け。

結論からお伝えすると、書類は無事受理されました。

心配していた3-НДФЛも問題なく収入証明として受理されました。

無事恒例イベントが終わり、ホッとしたんですが、次回は子ども連れて行きたくない(苦笑)

УМВД付近の駐車場は全部埋まってて、ちょっと遠いところに駐車する羽目になるわ、

春先で地面がぐちゃぐちゃで双子がアウター汚しまくるわ、

ベビーカーでУМВДに入れず、抱っこすることになるわ(グッスリねてたのに、結果起こすことに)…

待ち時間に双子が遊び始めるわ…

思い出しただけでも、疲れます(苦笑)

幸いほとんど人がいなかったので、30分ほどで窓口に呼ばれたのはラッキーでした…。

最後に

来年は確実に3-НДФЛが必要になるので、今回はその予行練習を兼ねて居住確認通知をしてきました。これで来年はルール変更がなければ、とりあえずは安心です。

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