”Я не понимаю”だけじゃない!『わからない』を伝える表現

TeroVesalainen / Pixabay

ロシア語に限らず、外国語で話すとき、どうしても会話の過程でわからないことがでてきます。

そんなとき、みなさんはどんなフレーズを使いますか?

きっと真っ先に頭に浮かぶのは、”Я не понимаю”ではないでしょうか?

確かに、このフレーズで「わからない」という意思を伝えることはできます。

ただ、それだけでは微妙なニュアンスの違いを伝えることはできません。

そこで、本日は「わからない」という意味を伝えるフレーズをシチュエーションに分けてご紹介したいと思います。

相手の言ってることがわからないとき

・Извините, я Вас не понимаю.

(イズヴィニーチェ ヤー ヴァース ニ パニマーユ)
『すみませんが、おっしゃってることがわかりません』

定番のフレーズですね。
筆者がロシアに来たばかりのころに、まず覚えたサバイバルフレーズです。

聞き取れなかったとき

突然話しかけられて、うっかり聞き逃してしまった際に使われるフレーズです。
ロシア語が全くわからない場合は1を使い、もう一度聞き返してもらいたい場合はこちらを使ってください。

なお、「Что-что?」という表現は話し言葉でよく使われます。

・Что Вы сказали?

(シトー ヴィ スカザーリ)
『何とおっしゃいましたか』

Что-что?

(シトートー
『っえ?』

・Я Вас плохо слышу.

ヤー ヴァース プローハ スリルィシュー)
『ちょっと聞き取りにくいんですが…』

周りの音や相手の声が小さくて聞き取れなかった際に使う表現です。

★使い方例★

Я Вас плохо слышу. Не могли бы Вы погромче говорить?
ヤー ヴァース プローハ スリルィシュー ニ マグリー ブィ ヴィパグロームチェ ガヴァリーチ):よく聞き取れないんですが、もう少し大きく話していただけませんか。

Я Вас плохо слышу. Повторите, пожалуйста, ещё раз.(ヤー ヴァース プローハ スリルィシュー パフタリーチェ パジャールスタ イショー ス):よく聞き取れません。もう一度繰り返してください。

・Извините, я не расслышал/а.

(イズヴィニーチェ ヤー 二 ラスルィシャル/ラ)
『すみません、聞き逃してしまいました』

相手の話は聞いていたが、聞き落としてしまった場合に使います。

★使い方例★

Извините, я не расслышал. Можно ещё раз?(イズヴィニーチェ ヤー 二 ラスルィシャル モージュナ イショー ス):すみません、聞き逃してしましました。もう一度いいですか。

相手の発言の意図がわからなかったとき

・Что Вы имеете в виду?

(シトー ヴィ イメーェチェ ヴ ヴィドゥ)
『どういう意味ですか?』

相手の言っていることの意味がよくわからないときに使う表現です。

★ほかの言い方★
В каком смысле?(フ カコーム スムィスレ):どういう意味ですか。
Что это значит?(シトー エータ ズナーチット):どういう意味ですか。

質問に対する答え方がわからないとき

・Я не знаю, как объяснить это по-русски.

ヤー 二 ズナーユ カーク アビヤスニーチ エータ パルースキー)
「ロシア語でどう説明すればいいかわかりません」

相手の質問は理解できたけど、ロシア語でうまく説明できない場合に使います。

★ほかの言い方★

Я не знаю, как сказать по-русски.(ヤー 二 ズナーユ カーク スカザーチ パルースキー):ロシア語でどう言えばいいかわかりません。

Я не знаю, как ответить на Ваш вопрос.(ヤー 二 ズナーユ カーク アットヴェーチチ ナ ヴァーシュ ヴァプロース):質問に対する答えがわかりません。

※2つ目の言い方は、ロシア語能力云々ではなく、そもそも答えがわからない場合に使います。

わからなかったときにいっしょに使うと便利なフレーズ

・Не могли бы Вы говорить помедленнее?

(ニ マグリー ブィ ヴィ ガヴァリーチ パメッドレンニェ)
『もう少しゆっくりお話ししていただけないでしょうか』

相手の話すテンポが速すぎるときに使います。

ロシアは旧ソ連圏の移民が多いため、基本的に外国人であろうとノーマルスピードで話してくることが多いです。

わからないときはすかさず言うようにしましょう。

★ほかの言い方★

Говорите, пожалуйста, помедленнее.(ガヴァリーチェ パジャールスタ パメッドレンニェ):もう少しゆっくり話してください。

★使い方例★

Извините, но я пока плохо понимаю по-русски, поэтому не могли бы Вы говорить помедленнее?(イズヴィニーチェ ノ ヤー パカーローハ パニマーユ パルースキー パエータム ニ マグリー ブィ ヴィ ガヴァリーチ パメッドレンニェ):すみませんが、まだロシア語があまりわからないので、もう少しゆっくりお話ししていただけないでしょうか。

・Не могли бы Вы ещё раз повторить?

(ニ マグリー ブィ ヴィ イショー ス パフタリーチ)
『もう一度繰り返していただけないでしょうか』

★ほかの言い方★

Повторите, пожалуйста, ещё раз.(パフタリーチェ パジャールスタイショー ス):もう一度お願いします。

★使い方例★

Извините, но я Вас не поняла. Не могли бы Вы повторить ещё раз ?(イズヴィニーチェ ノ ヤー ヴァス 二 パニラー ニ マグリー ブィ ヴィ イショー ス パフタリーチ):すみませんが、わかりませんでした。もう一度繰り返していただけないでしょうか。

・Не могли бы Вы написать это?

(ニ マグリー ブィ ヴィ ナピサーチ エータ)
『書いていただけないでしょうか』

相手の言ってることがよくわからない場合は、紙に書いてもらうようにしましょう。

筆者もロシア語がわからなかったときは、いつもペンとメモ帳を持ち歩くようにしてました。

★ほかの言い方★

Напишите, пожалуйста, это.(ナピシーチェ パジャールスタ エータ):書いてください。

Нарисуйте, пожалуйста, это.(ナリスーィチェ パジャールスタ エータ):描いてください。

※「Нарисуйте(нарисовать)」は「絵を描く」という意味です。道端で人に道を聞いたりする際に絵を描いてもらいたいときに使います。

・Я не говорю по-русски.

ヤー 二 ガバリュー パルースキー)
『ロシア語がわかりません』

相手の言ってることがわからなかったら、しっかり意思表示をすることが大切です。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

冒頭でお話したとおり、「わかりません」ということだけを伝えるのであれば、”Я не понимаю”だけでも十分です。

しかし、微妙なニュアンスを伝えることで、相手との会話がスムーズに運ぶようになります。

是非、シチュエーションに合わせて使ってみてください。

本日のことわざ

・В гостях хорошо, а дома – лучше!

(ブ ゴスチャーッフ ハラショー ア ドーマ ルーッチェ)

直訳すると『お客として招かれるのもいいが、やっぱり家のほうがいい』です。日本語では『我が家に勝るところなし』でしょうか。どこへ行っても、やっぱり自分の家は一番リラックスできますね。

それでは皆さん、
また次お会いしましょう!
Пока пока!

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